とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

なんで今頃?ってチョイスですな。
震災から10年だなぁ、と思ってふと借りてしまった。
村上氏を”神”にしてしまった(笑)「ノルウェイの森」がどうも合わなくて、それっきりの(一体何年ぶりだい)村上作品。
うーん。。。彼の独特の世界観に身を委ねたいと思いつつ、できない。
やっぱり消化不良起こして良くないなぁ、とあらためて相性の悪さを感じてしまった一品。
上手い作家だとは、思うんだけど、ワシのような単純細胞にはラストが合わない。
(ラストが合わないと言えば、横山秀夫もそうなんだけど)

  • オニババ化する女達-女性の身体性を取り戻す- 三砂ちづる

1時間で読める本(笑)
全編通してイエスとは言えない。然しながら、他で叩かれてる程悪意は感じなかった。
おばちゃんの井戸端会議風の文章は、ちょっとどうかと思うけどね。(と、言いつつもわろてまう部分ある。)
女性の敵みたいに批判されてるが(賛同してる人ももちろんいるようだ。そして丸ごと叩かれているw)、この人なりに配慮して、社会のマジョリティ(とこの人が考える)女性に訴えたいんやと思う。
的外れな子育て政策だとか、便利に労働力として使われている独身女性については、実感するしね。
まあ、女の人は一度読んでみると面白いかもしれない。
確かにからだのことはもっと気をつけないとな、って思う。(この人の主張だけやなくて)
でかいナプキン使っててわるかったなっ( ̄△ ̄#) って思ったけど(笑)


このオニババ本の内容はともかくとして、にんげんがどうぶつであるということを忘れている危うさというのは感じるなぁ。
けもののからだを失くして、ヘンな犯罪が増えてるんじゃないかと思う。
にんげんだけなんか違うもんやと思ってるというか、命とか性とかもうむちゃくちゃなんかなぁ、奈良の36歳もこないだの34歳も寝屋川の17歳も、、、いやだいやだ。