著者(上田彬氏)と直接の知り合いではありませんが、贈呈してくださった本です。
できたてのほやほやみたい。
主に仏教的な見地から、人生アドバイスのようなことが50程の短いコラムに書かれています。
もちろん職業作家さんではないので、本全体もそういう雰囲気ではありますが、
心に残ったところがいくつか、
「過去や未来にしばられないで、今現在に生きること」
「手段の目的化(手段と目的の一致)をはかること」
手段の目的化というのは、
”お金を稼ぐため(目的)にパチをする(手段)”という風に考えず、
パチを楽しめる人はパチをすることが目的になっているのであり、
プラス収支をあげるということはそのための単なる手段になるってこと
(ほんまか!)
いや、要するにプロセスの中に目的があるってことです(汗)
仏になろうと思うと大変な時間と修行が要るけれども、
仏であろうと意志するだけで、たちまち仏であると。
Doing より Being なんだそうです。
あとね、
「一滴の露に天地を見る」
この世のものはすべて点滅現象であり、線でつなぐ思考ではない。
過去と今を結ぶから悲しみ、苦しみ、不安になる。
点で全体を把握する感性を養うべきである。
これも、パチの真実よね〜(*'‐'*) って、結局そこに行くのかいw
いやいや、だからぁ、
春が夏になるのではなく、夏が秋になるのではなく、
天地が夏になり、天地が秋になる。
小刻みな変化自体は点滅現象なのだ、とありました。
全然関係ないけど、
ディーラーが「この相場はおかしい。」というのはおかしい、と
前にマネックスの松本大さん(←たぶん。もしかしたら違う人だったかも)
がどこかでおっしゃってました。
日本人は理由付けが好きで、円高になっても円安になっても、
皆最もらしい理由を一斉に述べ始める。
しかし、あるべき相場、とかそんなものはそもそも存在しなくて、
理由もなくて、
要するに、今あるものが相場なのだと。
それが記憶に残ってて、この「一滴の・・・」も同じかなぁ、と思った。
要するにワシって刹那的虎なのかしら・・・いやん *ノノ)
小我(エゴ)をとれば、そりゃうまくいくだろうよ。。。
それがむずかしいねんやん。。。
でも、DoingよりBeing ならワシにも可能性ゼロではないかな。
「仏教が好き」を読んだときのことを思い出しました。
人生指南本、ってうさんくさいものが多いですが、
やっぱり仏教ベースだとすんなり入れるような気がしますね。
そう言えば、こないだ本屋行ったら、
「大金持ちの女性になれる本!」みたいなのがだーーと平積みしてあって、
またこれが、最悪イケテないのよ。。。
イラストも内容も、立ち読みするのも恥ずかしいレベル、って思えたけど、
あんなの売れるんかねぇ。。。
大金持ちになるためのカルテ
具体的な目標を立てる
○○しているワタシ・・・そして、
「10億円の家に住む!」
とか、書いてあるねんでぇ。それも怪しい一条ゆかり*1みたいなイラストで!
怖すぎるっ (((p(>o<)q))) w
こんなの本気で読んで努力する奴がいるんだろうか・・・
努力は悪いことではないだろうけどね・・・
でも、売れるからこんなに置いてるんだよなぁ・・・ やっぱ怖っw
あるお坊さんのお話で聞いた、
「幸福より安心(あんじん、と読むらしい)」 を求めなさい、の方がワシはイイっす(*'‐'*)
で、次は・・・
図書館で子どもの本借りて、カウンター行ったら、予約本が3冊来てた。
荷造り台にて↓
おいおい、こんだけ抱えてどうやって歩いて帰るよ。。。とやや途方に。
でも、ついに来た!対岸の彼女 楽しみです。
もういっこの分厚い方は、読めるかなぁ。。。