とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

対岸の彼女

対岸の彼女
読み終わったの、もう数日前なんです。
主人公は35の女性。同い年ですな。


この世代の女性なら、どうしても心当たりのある、
心当たりというか、ときおり疼く傷のようなところをついているかなぁ?


別のときに読めば、すーーっと終わったんだろうけど、
今のワタクシにはやや重く、辛かったなぁ。


語り口はさらっとしていて読みやすい。
少なくとも「負け犬、勝ち犬」とかそんなつまらん話ではない。


ああ、私たちは、なんのために年をとってきたのだろう。


ここに、集約されていると思います。
そして、答えは、ない。


仕事でもそう思うけど、男の人って、ガッコ出て、「なんじゃこいつ?」
っていう奴でも、5年、10年やって、35overくらいになると
皆それなりに社会人らしくなってるんよね。
積んだ経験の質量が圧倒的に違うんかなぁ。


でも、女の人は、なかなかそれも難しく、
この本が語るようなもともとの女性性格みたいなのも手伝って、
うまいこと大人になれない、してもらえない、のかなぁ?


こういうこと言ってるといけないんだろうけどね、男女同権時代にさ。。。


でも、年とるほどに女性化する男、も居たりして。。。 w


私は昔から、女の人と付き合うのが苦手でした。現在も、かな。
そういう自分を改めて見つめる本でもありました。
自分のなかの幼児性?女性性?うう〜ん(・o・) (・o・) (・o・)


しかし、小説にでてくる、だんなさん、ってなんで皆こう、
判で押したように、わがままで家庭に非協力的なんだろうね w
現実はそうでもないと思うけどなぁ。


でも、主人公が、だんなと溝が深まりかけたときに、
ふと冷静に思いとどまるところ、ここが私は好きでしたね。


うーん、とにかくこの本は、・・・色々諸事情あってまとまらないわ(苦笑)
読んで損はないです、特に女の人は。