とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

4/25のものだけれど、

なるほどと感じられる意見でした。↓
列車事故 - さくらインターネット創業日記


どうしても、遺族の様子とか感情面がニュースになるけど、
悲しみは事故の悲惨さをストレートに伝えてくれるけど、
冷静に、今後このようなことが起らないための報道であることを望み、
それを受け止められる自分でありたいと思った。






そう、私だって、最近はほとんどJRを利用する。
たまに私鉄に乗ると「遅いなぁ。」と思う。
「本数が少ないなぁ。」とも思う。


その分JRはよく遅れる。
といっても数分のことが多いのだけれど。
それでも「もぉ〜 っ」と思ったりする。
余裕なく、身勝手な利用者の一人。


そうやって、どんどん利便性を追求して、それがあたりまえになって、
その中で利益を出すことが求められ、だんだんと追いやられる安全。


日航ジャンボ機の事故がモデルの「沈まぬ太陽」でも、
上層部と現場との乖離、安全軽視の企業体質というのが
繰り返し描かれていたように思う。


ミスを隠蔽するのは一番やってはいけないことだと思うけれども、
それが黙認されるような厳しい状況があったのかもしれない。
原因は一つではないものね。


上の人だって、安全第一なのはもちろんわかっているのだろうけど・・・。
これからだんだんと背景・原因がわかっていくのでしょうね。




私が学生の頃、所属していたクラブで事故がありました。
まさかの死亡事故でした。
捜査があり、裁判もあり、皆傷ついて、泣いて、
それでも、どうやっても、二度と還ってこない仲間。


事故を起こそうなんて誰も思っていなかったし、
その場の人間は、一生懸命だった。
身内から見れば、誰も責められない、そういう状況でした。


けれど、第三者から見れば、
安全への対策も、起ってしまったときの対策も、不徹底でした。


まさかそんなことが起こるなんて、誰も思っていなかったから。


安全は当たり前ではない、
ひとつしかない人の命のはかなさ、
その厳しさに打ちのめされている仲間の傍らで、私は
何もできず、ただ見ていることしかできない無力感を味わいました。


残されたものは、二度とそのようなことが起こらないように、
語り、引継ぎ、見守ってゆくしかない。
それでも、時の経過、記憶の風化、人心の変化というのは避けられないようで・・・。


利益追求を求めない団体でもそうなのだから、
企業となれば尚更だろうと思います。
大変なことが起こるまでずるずると放置される。
雪印、三菱、・・・。


でも、
不幸にも犠牲となった人達、その関係者にとって
そんな理屈は全く関係なく、ただただ無念だと思います。合掌。




なんだか独り言いっぱい書いてもうた。。。。
明日はいいことあるように。