とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

1日目

家を6:45出発予定で、5時すぎに起床。空港には結構早めにつけた。それでも窓際の席を縦並びでとろうとすると、結構後ろの方だった。待ち時間の間に、空港のカフェで朝ごはんを食べる。800円のセット。ピザはいまいち具が少ないけど、野菜はたっぷりめで、レモンドレッシングがすっぱくてよかった。
朝から天気はよくて、暑い。でも北海道はずっと雨模様らしいので不安だわ。
離陸は虎男たちにはちょっと怖かったようだ。私は若い頃あの加速感が大好きだった・・・けど、今はちょっと怖く感じる。車の運転もそうだけど、どんどんスピードとかそういうのに弱くなってる気がする。歳とるってそういうこと?
景色はとってもいい。まさに雲の絨毯!子供達もずーっと見入っていた。
「きれいだね〜。」
「あ、あれって富士山じゃない?」 すぐに機長から「富士山が見えます」とアナウンスがあった。金沢上空を飛んでますとのこと。こんな風にストーンと金沢からでも見えるんだ、富士は日本一の山〜♪と虎子に教えてやる。
着陸が近づいてくると地上はこんな感じ。整然と区切られた敷地が、なんか遠くに来たよ〜、と旅情をかきたてる。私にとっては生まれて2回目の北海道、超お久しぶり。

定刻に新千歳空港につき、バスでノーザンホースパークへ。この団体ツアーの参加者は、東京、大阪、神戸、広島、九州といろんなところからいろんな便でやってくるそうで、添乗員さんはなんども出迎えに行ったり来たりしないといけない。全員集まるまで自由行動。洋食レストランは結構イケるよ、と聞いていたので、ノーザンテイストという店へ。
虎男はお子様ハンバーグ、虎子はお子様ステーキ、私たちは本日のおすすめの有機野菜のトマトパスタ。ほんとにイケてる。北海道限定発売のサッポロクラシックもgood.(あとでアサヒの限定ビール、長熟というのも飲みましたが、私はサッポロクラシックが好みでした。)バスで移動の醍醐味は、
ビールが飲める!やっぱええよね〜、と旦那と美味しく頂きました。

ランチの前に、子供たちに是非「引き馬」(馬にまたがり、スタッフが引っ張ってくれて、くるっと一周、5分もかからない、700円)をさせてやろうと思ったんだけど、生のお馬さんにびびって虎男は「いい、無理っ。」と首を縦にふらない。虎子は乗る台のところまでは行ったんだけど、やっぱりそこで固まってしまった・・・。
「ママと2人で乗りたい・・・(;_;) 」
でも、それは却って危険なので駄目なの、ママが先行くから、おいで、怖くないよ、となだめてもすかしても、駄目。そのうちにホントに涙がもりもり目にたまってきたので、私だけ乗りました。ぽっくりぽっくり、ジョーバみたいで(って違うか)とっても気持よかったですけどね、一周してきてからでも決意は変わりませんでした。
まぁ、なんていうか、親は「せっかくここにきたんだから!」「ここでしかできないことやらないと!」って思うんだけど、それが全部子供のストライクゾーンに入るとは限らないわけで、あんまり無理強いすると、こっちはイライラするし、子供は暗くなるし、なんのための旅行だ〜( ̄△ ̄#) 的状態になるので、スルーしました。それで馬車(4人で1600円)に乗りたいというから乗ったけど、そんなにテンション上がらず・・・次はなんとかトレインみたいなのに乗りたい、って言うから、「そんなにあれもこれも乗りません。」と言ったら、また奴等のテンション下がる。。。orz まったく、なに贅沢いってやがるこの餓鬼状態にこっちもなりかける。
ランチの後、酔い止め薬を飲んでた私は激しい睡魔に襲われてしまい、ベンチで休憩。旦那と子供はアーチェリーとレーザー射撃をしていた。あ〜、早く集合時間にならないかしら、と思ってたら、子供用のしょぼい遊具があって、そこでやっと喜んで遊びだした。
・・・ってそれじゃ、近所の公園と同じじゃん・・・と言いたいところをぐっと堪える。

後になって思うと、初日は全体的に調子が上がらなかった。あれこれ調整して、準備して、大金はたいて来たのに〜(と、すぐ$$頭になってしまうのは悪いところである)こんなんでどうしましょ・・・という不安がちらっと頭を掠めたりもした。さらに「これからどうするん?」「次どこいくん?」という質問攻めもうっとうしい。んなこと気にするより、今居るところで楽しまんかい!! って。。。が、後になってみれば、子供もペースをつかむまでちょっと戸惑いがあったようで、2日目あたりからはかなりのびのび楽しんでいたと思う。


時間が来て集合。10組くらい、38人の団体。もっと多いときもあるそうだ。若い女性の3人連れのほかは皆子連れグループ。おじいちゃん、おばあちゃんと孫3人、の他は、両親と子供1〜3人、最も多いのが、というか殆どが男1女1というきょうだい構成だった。なんで?上はせいぜい中学行ってるか行ってないか、位。下は虎子や虎男くらい。親は30台後半か40そこそこ。要するに、どこも似たり寄ったり、うちと同じような家族ばっかりってことだ。
ただし虎家はどうやら荷物が少ない。洗濯できないことを考えるとどうしても着替えが増えて、キャリー1個には荷物が収まらないわ・・・と焦って、旦那のドラムバッグ(こっちの方が見た目そんなに変わらないが断然入る)に着替えを入れて、それ以外は旦那の大き目のリュックに入れた。私はウエストバッグを持つ。鞄は以上3つ。御土産用に携帯用の手提げは持参したけど、子供達は手ぶらにした。他の家族は、スーツケースやキャリーカート2.3個と人数分のリュック、ってパターンが多かった。あんなに焦ることもなかったのか。
そういえば2人で海外いったときも、荷物多いな〜、どうしよ〜、って言ってたら、「2人でスーツケース1つ」っていうのがウチだけで、みんな倍くらい荷物があったんだったよね〜と相当前のことを思い出した。なんせ、荷物が多いのは嫌なのだ。旦那ひとりで持てるくらいがベストなのだ(鬼嫁)。

さて、後はひたすら移動して、トマムにつく。4人以上なら料金アップなしでホテルアルファトマム・ザ・タワーからガレリアタワースイートホテルに変更可能ということで、条件にあてはまる家族のかなりはガレリアを選んでいたようだ。部屋は広い。2部屋が繋がってなくて、見通しがきかず行き来が面倒と言えば面倒だが、子供たちが寝た後もまったく気にせず2人で起きて居られて良かった。やっぱ全室100㎡以上ってええわ。サウナや、ジャグジー(ライトがつくw)も疲労回復に貢献してくれた。(ただしシャワーブースのシャワーはかなり使いにくかった、ちゃんと洗えないじゃないか〜、みたいなw)
「タワー」に比べて「ガレリア」は施設内の外れにあるので、どこかに移動するとなると徒歩は厳しく、いちいちバスに乗らないといけない。ホテル内のレストランや売店も1つずつしかない。他の施設が近く、レストランも多い「タワー」の方が、立地面は断然有利だ。ただ、両方の客室を実際に比べたわけではないけど、建物の大きさがそんなに違うとは思えないのに、ガレリアが200室、タワーが777室あるということだから、やはりガレリアのゆとり感は捨てがたいというのが私の感想。「おいしいものが無い」と聞いてた通り、かなり不満の残るレストランばかりだったが、ガレリアの「雪花」だけはそこそこまともだったし(って、夕食は予約でいっぱいなので、朝食で1回利用しただけだが)。全体的な施設の古っぽさはどっちもどっちだろう(たぶん)。
というわけで、ランクアップはして良かったと思う。ただし、2日目からは、ツアー帰りにまずタワー前で下車して、食事や買い物を済ませてから部屋に帰るようにしました。だって団体ツアーって忙しいんだもの。。。

この日の夕食は決まっていて、体感レストラン「祭りや」。あまりよくないらしい、とは聞いていたけど、ほんとに良くない。食べるものがなーい(あるんだけど)、って感じ。よさこいやもちつきのイベントも結構ですが、料理、をなんとかしてください。それでも帰るときにはたくさん待ってる人がいた。大人一人4200円だそうな…ありえないよね〜、と旦那と言い合う。この日は夕方から雨だったので花火はできず、「メロン券」をフロントに持っていく(ツアーについてる)。しばらくして、カットした赤肉メロンが届く。これはなかなかうまかった。一玉も貰ってどーすんねん!っと思ってたけど、夕食に不満があった分、お風呂前後に4人でぺロリと食べてしまった。

バブルを感じさせる古いけどガシっとした感じと、丁寧な応対のスタッフで、ホテルに関してはまぁ満足。エレベーターのボタンが、旦那の会社にそっくり?と思ったら、やっぱり同じメーカーのもので、なぜか階数まで同じだったのはご愛嬌。
それでは、おやすみなさい。また明日。