とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

言語聴覚士さんと面談

行ってきました。まずは虎男に「お名前は?」から始まって、いろいろ質問されたり話をしたりするのですが、
ちょ、ちょっとアナタ・・・
ほとんどどもってないんですけど・・・



途中何度か連発音があったくらい。最後の方で「かまきりってどういうもの?」「高速道路について説明してくれる?」「お手紙を出すときに切手を貼らないといけないのはなぜ?」というような質問でおしまいでした。
確かに、前回ここを受診した後、気楽になったのか急に軽くなった気はしていたし、先日の空手の入賞ですごく喜んでいてそういうのも後押ししたかな。

その後、私と先生2人で(虎男は別の先生とおもちゃで遊んでいた)話をした。

「もし私の子供が今の虎男くんくらいの状態だったら、何もしないです。周りの環境を少し整えてあげるだけで十分だと思います。」


頼りになるお母さん、ってタイプの先生。


目の前にあるものには詰まらないけど、考えて喋るときには詰まりやすいようで、少し苦手な口の動きはあるけれど、そういうときはこうしたらいいよ(息を吸い終わって吐きながら言うとか)、ってことを知ってるだけで十分。今くらいの程度で訓練をやったら却ってそれがないと喋りにくくなってしまうかもしれないし、今は放っておくほうがよいと思う、とのことだった。今後どうしてもまた酷くなってきたら、またそのときここを訪ねるか、別のこういうグループがあります、ということも教えてもらった。
後、学校の先生にはこういう風に伝えて下さい、おうちでは耳半分にして聞いてあげて、みたいなアドバイスを頂いた。

ほっ・・・。
でも、ほんとにもう来なくていいのかしら??




私が、
「なんか今日に限ってめっちゃ頑張ってるような気もするんですけど(苦笑)」

と言うと、
「それでちゃんとできるんだったら素晴らしいじゃないですか。やろうと思ったら余計できなくなってしまうのが普通ですから(笑)」


「ストレスを完全に失くせないのと同じで、完全に取り除くことは正直難しい。調子には波があるから、天気と同じで、すぐにこの雨止め、って言っても無理だけど、しばらくすると止むんだよ、って言うと大概のお子さんは理解してくださいますよ。

受け答えの内容も2年生と考えると随分しっかりしているし、学校も楽しいみたいだし、かしこい子だと思うから、ちょっとアドバイスしてやるだけで自分でわかっていくお子さんだと思います。」


という風に言っていただいて、誉めてもらいすぎなのを差引いても、気持ちは楽になりました。

お話しながら考えるとやはり、2年生になって先生がよく怒るとか、ずっと同じ班で席替えもしてもらえないとか、そういうことをちょくちょく言ってたので、学校行事もいろいろ忙しいし、習い事もだんだん難しくなるし、そんなに悪いストレスではないにしても彼なりに負荷を感じてたってことは当然あり得るなぁ、と思えました。

機能的な問題は何も見当たらないことと、今何かやらないと将来に悪影響があるという心配もない、ということもはっきり言ってくださり、雑談っぽいお話しも交えながら約1時間余り、さすがプロだなぁ、と思いました。
虎男本人より、私にとって必要な面談だったようです。

虎男は待ってる間、レゴでかっこいい車を作って若い先生にすっごく誉めてもらって、すっかりええ気になってました(^.^;



これからも、降ったり照ったりなんでしょうな・・・。なるべくあったかい母親でいてやらなあきませんな。