とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

お父さんは大変だ

2シーズン前に子供用のスキーウェアを買ったのに、雪が降った日に近所の公園で1回着て、近場の人工スキー場で1回そり遊びするのに着て、それっきり。行きたいといいながら雪がなかったり、風邪引いてたり、繁忙期だったり。
金曜日、夫からメール「日曜日スキー行く?」
忙しいけど家族サービスもしなくちゃね、とのことだろう。行きましょう。

子供達は大喜び。
でもな、今回はスキーするねんで。板履く人だけ連れて行きます。

うっ・・・とつまる子供達w 
でも、大丈夫(^▽^) とやる気になってる。ウェアにグローブ、ゴーグル、板、着替え、その他もろもろ引っ張り出して、まぁ用意のかさばること。

一通り用意して旦那と風呂入りながら、できるかなぁあいつら、と話。そいで、俺ら滑るの何年振りよ?って話に。


運動音痴の私が旦那に教わってこわごわ滑ったのが10年以上前。結婚して初めてのお正月、ウェアとブーツと板を買って長野に行った。で、その翌年はもう妊娠してた。
虎男が1歳半くらいのときに連れて行った・・・着いたらえらい雪で大泣きされて、仕方ないので旦那が何本か滑ってくる間、虎男と2人で小屋でアイス食べてコーヒー飲んで待ってた。ので行っただけ。
2年前に子供たちとそり遊びに行ったときは、ウェアは着たけど、スニーカーのまま遊んだ。
ってことで、あたし板履くの10年ぶりだよ、子供以前に自分が心配よ(T_T)

旦那は友達と出かけたりしてたけど、それでも5年ぶりくらい。

お風呂上がってからネットでちょこちょこ検索してた。子供にはどう教えるのがいいか。「やっぱり最初はストック持たせない方がいいみたい・・・ボーゲンよりまっすぐ滑らせればええって。こける練習は嫌になるだけ、って書いてあった。あと、あの膝に手ついて肩入れて曲がらすのもやめた方がいいな・・・で、とりあえず、お父さんは大変らしいわ。。。






7時前に出発、2時間ちょっとでゲレンデ到着。
車の中でもそもそ着替えて、しゅっぱーつ。天気がとーってもよくてあったかい、チビ達のスキーデビューには好条件(^▽^)

子供達の板とブーツをレンタル。
これどうすんの?履くの?歩けるの? って感じ。

一応いでたちはOK。いい感じにテンション上がっております。




とりあえず超ゆるーいところで、板をつけてみる。虎男はすぐに一人で踏めるようになったけど、虎子は外せてもつけるのは最後まで無理でしたね、コツがいまいちか、まだ力が足りないか。


まずはスーって滑ってみようか。お、うまいうまい。

ちょっと動いただけで暑い!すぐにみんな上着を脱ぐ。それでも暑くなって1枚脱いで最後はTシャツで滑ってました。中でもお父さんは・・・



こうね、こう。
そうそうそう・・・。

ちょっと下りてまた登る。滑る子供の前を走り、登り、後ろ向きに滑り、スケーティングでまた登っていくお父さん。リフトに乗れないスキーは辛いねぇww 「汗が・・・目に入って痛いよ!」

母は、一応お父さんが教えていない方と一緒にいるんだけど、下手なので安全確保とカメラマン。
父さんにしばらく教えてもらってた虎男はそのうち、すーっと下りて板外してテクテク登ってスーッを繰り返すようになりました。

基本的に気に入ると”もくもくと”やる人。


虎子は、お父さん曰く「ちょっとママといるのが長すぎたかも(^.^; 」 ご、ごめん。。。いらんことやってもうた??
ちょっと怖いと思ってしまったかな。まだうまくエッジに力をかけられません。

こうやってごらん・・・すでにバテバテお父さん。


結構頑張って、そろそろお昼にしましょ〜、とレストランへ。混みこみだったけど、石釜で焼いたピザがなかなか美味しかった。普通の生地のも良かったけど、パイのような生地に生ハムと野菜がのっかってるのが美味しかった。一服するお父さん。


さて、ここでやっとリフト券を買う。一応ファミリー向けのエリア券っていうのがあるんだけど、4人いると高くつくねぇ。でもスキー場のリフト初体験はなかなか刺激的だったようです。ちゃんと降りられたし。


虎子をお父さんに任せて、なんとなく曲がって止まれるようになった虎男と一緒に。私もまぁなんとか滑れてほっ。ゆるーいところをすいーすいーと滑るのは気持ちええから好き。天気もいいし、雪がいらない音を飲み込んでくれて、周りは白い山や木で、癒されますなぁ。


ベルトコンベアみたいなので登れるところがあります。虎男はこれがとても気に入って。リフトよりこれでいい、とひたすら繰り返し乗ってました。



意外とやるじゃん(^▽^)


で、予想外に順調な虎男に対し、虎子は「怖いから(滑るのは)もういい。」と言い出してしまったらしい。。。じゃ、とパート交代。息子見てやって。

周りにも、うまくいかなくて泣いてたり拗ねてる子供がちらほらいたんだけど、虎子はこういう場面で、そういうことをしないタイプ。普段つまんないことで泣いたりはするんだけどね。
歩く練習とか一生懸命やって、ちょっと雪掘ったり、投げてきたりして、「楽しいよ。もう滑るのはええだけ。」って。気遣ってるのか負けん気根性が強いのか、とにかくえらいやん、と感心。(お兄ちゃんの方がこういうとき陰気な拗ねモードに入りがち・・・)

じゃ、キッズスペースで遊ぼっか!! 「うんっ L(@^▽^@)」 」



山に登って、滑落する虎子。


そのうちお兄ちゃんもやってきた。一緒に山に登って、また板取ってきてしばらくもくもくと滑って登るの繰り返しをして(キッズスペースにもやっぱりベルトコンベアーあるのです)、やわらかいポールが何本か立っているのでターンをして楽しんでいました。


その間にお父さんは車からそりを持ってきてくれました。

最後はうきゃきゃきゃ〜と遊んで〆です。15:30頃あがりました。こんなに長くもつとは思わなかった。


あー面白かった。スキーって楽しいわ(^▽^)
2人ともよかったね。お母さんもできればもうちょっとリフトに乗りたかったけど楽しめましたわ。往復交通費、食事代込みで3万円弱。高いと言えば高いけど、たまにはいいもんだね。


地味なスキー場のファミリースペースに居たせいだろうけど、周りは似たようなファミリーがほとんど。年齢的にスキー派が多いけど、ボーダーのお父さんお母さんにスノーボードを教わってるちっちゃい子もなかなか可愛い。どのお父さんも、誉めたり怒ったり諭したりしながら汗かいて走ってました。見ていて微笑ましい光景だけど、お父さんは大変だ というのは本当でした。(もちろん、上手で教えてるお母さんもいるんだけど、お母さんって基本的にしんどいことはお父さんにさせているのが見え見えでございます。←自分を基準にした偏見w)


さて、うちのお父さん、
帰りが結構な渋滞で4時間弱かかりまして、とっても眠かったみたいで、本当にお疲れさん。駐車場の付近しか雪がなかったんだけど、ケチ嫁はスタッドレス買ってくれませんからチェーンも付け外しせなあかんしねぇ。普段出不精なパパの点数上がったかな。ほんとはパパはコブコブのところもしゅっとしゅっと滑れるんだけど、いつか子供達にも見せてやれるでしょうかねぇ・・・(それまで体力残ってるんかな。。。)
かなり古い彼のブーツがもう限界だということがわかってしまったので、今度行くときには買わなあかんような気がする・・・今年の誕生日(11月)プレゼントの候補にしとこうか。


そういえば、家に着いた頃に虎男が「あ、あし痛い。。。」と筋肉痛?を訴えた。どんだけ早いねんww 今日はもうなんともないらしい。母は明日くらいかしら(^.^;