
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/15
- メディア: 単行本
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伊坂節みたいのがそこここでぷっと笑えて面白いんだけど、長かった。
加代子って奥さんのキャラはTVっぽくてよいかも。ヤンクミの性格凶悪バージョン。あと、岡本猛と五反田さんも。ほかにもたくさんの登場人物の「会話」はさすが良く出来てる。
確かに、検索は怖い。今だってネットに繋いでるだけで監視されてるような気はする。すでに検索したらURLが紫に反転するのを利用して利用者の情報を拾ってるサイトとかあるもんね。国家権力が絡むとその怖さがさらに手の届かないところへ。
関係ないけど、昨日のZEROでやってた一日中ケータイ握りしめてるJKがかなり怖かった。生まれた時からネットやケータイがある人達。うまく大人になってくれたらいいけど。歩いてるときもなにしてるときも物凄くせまーい半径の円内しか見てないみたいで怖い。子供がああなったら戸惑うなぁ。

- 作者: 松永暢史
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本
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という主張で〆てあるねんな。えええ、そうなん?と思うけど、私がよく思う「別に立派になってくれなくてもいいの、普通で。けど、そのフツーが難しいんよ。」というのは確かにそういうことなんかもしれない。さらーっと読みました。とにかく男の子には実体験の伴う遊びをどんどんさせろ、本格的な勉強は14歳からでいい。オモロイ男を育てろ、とのこと。
ガミガミ怒っても「なんか怒ってる」としか思ってくれない、ってのはまったくその通りだわ。ただ、この本では女の子は「ママに怒られないうちにちゃんとやっとこ」となにかときっちりできるモノとあるが、うちの女の子はそんなことないような。。。次「女の子」の方も読んでみます。
この本に「外出と同時にヘッドフォンステレオをする男の子には成績が伸びない子が多い」みたいなことが書いてあって、さっきのケータイJKじゃないけど、やっぱり若いうちは外に出たら外を眺めてる方がいいんだろうとは思う。ちっちゃい子が最近、靴脱いで外を見てない、ゲームしてる、って新聞で読んだのも最近だ。そういう私だって本読むかケータイ見てるかなんだけど(^.^; ま、すべてがそうじゃないし、時代は変わるんだから変化するのは当たり前やけど、他の人に興味を持つ、開けた世界の中に自分が居る、と感じることは必要だよな、と思う。
やっぱり関係ないけど、「電車で化粧」がどうのこうの言われたのはまだケータイが大衆化する前だったな。今やそんなことは当たり前になってるよね。でかい鞄からでかい手鏡を取り出し、次々とメイク道具を繰り出して化粧してピアスして、鏡を矯めつ眇めつしてるおねーちゃんをこないだバスの中でチラ見してました。でかいつけまつげバシッとつけて、揺れる車内で片手でリキッドアイライナーをすっとひけるあのテクニックはすごいと素直に感心。でも鏡とかそのままバッグに入れて心配じゃないのかな?と思ったら、最後可愛いタッパみたいなのからピアスを爪先でちょんちょんと選んで片手でつけて完成(これを全部片手に手鏡キープしたまま片手でやってる器用さなのだ)。次はメモ帳を出して(周りに毛皮がびらびらついてるようなやつ)物凄くへんな握り方でなにか字を書きこんでそのページを開けたまま、どかっと鞄に戻していた。破れないのかな?いやおばちゃんチラ見し過ぎですって、どうもすみません。(観光バスタイプの座席で、ちょうど斜め前に居たのよね(^.^; でもあれ隣でされると妙に緊張しそうだわ。手が当たったらどうしよう、とか。)なんかいろいろ謎やけど、若くて可愛かったです。