
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/31
- メディア: 単行本
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良かったです。
相変わらず、みんないい人、で泣かせにかかるパターンなんだけど、こういうのが読みたい、って気分ならぴったりはまります。
以下、ごく軽くネタばれ。
電車で読んでてまたじわじわと涙が。。。
主人公のヤスとアキラのやりとりもいいのですが、
たえ子さんと泰子に涙腺ゆるんだのは、やはり母親の方が感情移入しやすいからですかね。
メインは”父子”物語なので、男性がぐっとくるのかな。
親は降る雪を受ける海になれ、というところがぐっときました。
ヤスさんは口下手ですぐへそをまげちゃうけど、とにかく我が子を愛する気持が突出してます。
ここまでは出来ないけど、こういう溺愛ならきっと子供に通じるんだろうね。
アキラくん、といえば思い出す男の子がいます。元気かな。大きくなったんだろうな。