以前カワサキワールドで見た進水式のビデオが面白かった。「面白いよ」と見るのを勧めてくれたのは妹。その妹、甥っ子達と一緒に今日は本物の進水式を見に行けることになった。どんなんだろう？？
神戸駅を出て工場に向かうと、ぞろぞろと人の列、まさかこの人たちみんな行くの？という人数。いや、驚いた、意外とメジャーな進水式。テントで受付を済ませて、歩く。
「うわ、こんな間近で見ていいの？船でかい超でかい！それに綺麗！」「倒れてきたらどうする？（←一応言ってみるのがお約束）」「あれブレーキの錘だよね！1個何キロあるんだろ？」「ね、あれまだ支えてるよね？横からがっしゃーんて叩くんだよね？」「なんで台に人の名前書いてあるんだろう？」
・・・と妹と私のテンションup。さらに人は増えてる。夏休みのせいもあって家族連れも多いし、年配の人も多い。ここから小一時間待つ。ロープのすぐ前だったので、子供達の視界が良く、座って待てたのが幸いだった。立ち詰めだったら3歳の甥っ子は持たなかっただろう。
消防隊の人の音楽が鳴り始めて、エライ人が挨拶したりしてるんだけれども、こっちからはよくわからないんだよね。船の名前がぴらーんとめくれて、シャンパンぶつけてくす玉割れる、っていうシーンは残念ながら見えない。その代り、何度かの笛の合図に合わせて、きびきびと男の人が船を止めているものを外すのはすぐ目の前で。ビデオ予習？のお蔭で興味深く見ました。
↑船底の下、何人かずつでいくつか残していた支えを外しています（というよりは叩き落とす、って感じなのですが）。
最後「トリガー切断」というコールで、ゆっくりと、そして加速しながら船が滑り出していきます。途中からは速い。
↑皆、「おぉぉ〜」「速い〜」とかどよめいて見上げる。
あっという間に海へ、そして錨が二つ どーん！！どっしゃーん！！ と海に投下されます。大きな水しぶき、爽快〜。ほんとあっという間でしたが、なかなか気持ちええもんでした。待つのに飽きかけてた子供達もナットク。妹と喋って母のストレス解消もできて、良かったです。
船と一緒に台車がどかどか海に落ちるんだけど、ビデオみたときに「あれどうするんやろ？」と疑問でした。今日みたら、ちっこいボート出して回収してました。上はハイテク、下はローテク、って感じが面白い進水式。進水式のたびに一般見学者の募集があるなんて知らなかったので、ひとつ賢くなったよ。
↓進水式の動画が見られます（音出ます）↓
http://www.kawasakizosen.co.jp/00_shinsui.html
