- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/29
- メディア: 単行本
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スパイのお話でそこそこ面白かった。いつも最後には・・・って裏返る感じなのね。
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 文庫
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普通教の信者、っての、自分にも周りにも感じるな。意外と面白くてあっというまに読んでしまった。夜回り先生のこともちらっと書いてあって、批判?と思ったらそういうんでもなくて頷ける内容だった。
ま、こういう人はこういう仕事してこそ(哲学博士)なんだろうね。この人みたいな変わり者の大先輩がいたわぁ〜、すごい賢くて仕事できて愛想なくてでも優しくて上を上とも思ってなくて、好きやったなぁ。ま、でも、私は小さく普通教に生きて、どうせ死ぬんだけど。
・・・どんな思想をもってもいいのですが、当人がその思想をどれだけ自分の固有の感受性に基づいて考え抜き鍛え抜いているかが決め手となる。つまり、その労力に手を抜いている人は嫌いなのです。(中略)人間とはこんなにも複雑なものであるのに、それをわずかな引き出しに閉じ込めてしまい、しかも強引に「よい方向」に、つまりそう人間を見たいように、まとめあげてしまい、あとは梃子でも動かない絶対的確信となる。・・・
(太字は本からの引用です)