精神科医名越康文さんの講演を聞きに行きました。リストカットなど思春期の少年少女にかかわってこられた先生なので、やっぱり水谷先生とだぶる部分があります。あぁ同じだなぁと思ったのは、
「金融経済にひきずられる社会」「イライラと怒りをためている社会」
というあたりです。
子供よりまずは自分自身をイライラから遠ざけましょう。このへんの方法論はまさにヨガに通じているなぁとも思いました。
色々”かじって””かすって”はいるんだよなー(^.^; 精進ですな。
もうゲージツの域に達している水谷先生の完全話芸とはまた違う、ソフトな感じの講演会で良かったです。
そうそう、名越先生が「すごく感動した、すばらしい会見だった」「なんて素晴らしい人物なんだと思った」と、草なぎくんの謹慎明け会見のことをおっしゃってました。確かにただへりくだって謝ってなにも考えてない、というのとは違う、「自分の言葉」で「よく考えた」会見やなぁ、と思って見てました。しょうもないことしか聞けないレポーターに苛立ちを見せずきちんと答える様子が、聞き手の浅薄さを際立たせてしまうようなところもあった。なるほど、精神科医から見てそんなに感動するほどの完成度だったのねー、と改めて思い出しました。彼は決してマッチョで強そうな人ではない、いつも笑顔で優しそう、だけれども、自分の立場を完全にわかってああいう受け答えができるのが本当に強い心を持った人なんだというお話でした。
あの事件がもともとそうだった彼をさらに強くしたのかもしれませんね。。。翼彦一冴えてたし。
