津波で助かった方の記事、
「9歳の娘（虎子と一緒だ）と2人で車に乗っていた。水が入ってきたので、窓から屋根に上って流され、止まってからがれきを伝って近くの家の屋根に。『寒い、背中が痛い』という娘を励まし、一晩中背中をさすって歌を歌った。夜が開けて救助された」
「幼児2人と車に乗っていたが、逃げようにも車が渋滞していて上に進めない。『もうぶつかっても仕方ない』と対向車線に出て逃げた。また行く手から波が来たのでバックギアに入れて思い切り逃げて、なんとか逃れられた」
・・・読んでるだけで泣きそうになりますが、さて自分にこんな判断力体力根性があるのか？？と考えると、甚だ心もとない。すごいなぁ、と思う。
だけど、運もあるだろう。手を離してしまってそれきり会えない、という人もたくさんいるだろう。そういう人にとってこういう記事は逆に酷く辛いものだろう。悲しい。
知人の親戚は千葉にお住まいだそうだが、風邪で休ませていた子供が心配で職場から40分走ったんだって。細部を覚えてないけど「塀を越えた」りしながら、ぼろぼろになって…無事再会できたそうだ。車も実際捕まらなかったらしいけど、「とにかく気づいたら駈け出していた」「あんなに走ったのは人生初めて」だって。やっぱりすごいなぁ、と思う。千葉もそれくらい酷く揺れたんですね。。。
