虎子が工作を持って帰ってきた。木切れを何個もくっつけて、色塗って、小さな切り株のような枝をタイヤのように使っている。顔のようなものと翼のようなものもついてる。
「ママ、見てみて〜、あくまちゃんのそらとぶじどうしゃ!」
なんじゃそのネーミング。色づかいはサイケだけど、あまり4年生とは思えない出来だ・・・ま、図工不得意の私の子だしね。
机の上に置く・・・れれ?前も後ろもタイヤが水平じゃないから、4個のうち1個しかつかないよ、手で押してコロコロといかないよ。
「これ・・・タイヤつかへんやん」というと、
笑顔で 「空飛ぶ専用ですからっ(^◇^) 」と返された。。。うぅぅ、それでいいのか。
虎子を塾に送って帰ると、虎男が居た。玄関開けるといきなり、
「なぁなぁママ、これはなんなん??(T.T)」と、”悪魔ちゃんの空飛ぶ自動車”を持っている。車好き虎男から見れば信じられないシロモノであろう。
それなぁ・・・空飛ぶ専用やからそれでええねんて。
後で虎男が言うには、図工室に同じような工作がたくさん置いてあるのを友達と見てて、だいたいの子はタイヤがちゃんとしてるのに、2.3個とんでもないのがあって、友達と「これあかんやん」と笑ってたらしい。
「まさか虎子のやとは思わんかったわ」
ね〜。。。ほんとにど〜なってるんでしょ〜ね〜あの4年生は(^.^;
聞くと軸を通す穴は先生が開けたらしいんだけど、たぶんなーんかしくじってると思う。ま、いいよ、おもしろかったから。
ちなみに、”悪魔ちゃん”というのは、2〜3歳児の頃気が強くてわがまま全開だった虎子に小児科の先生がつけたあだ名なのです(^.^) 最近その先生が急逝されて、とても残念なのです。もしかして供養、なのかも???先生、こんなんですみません。。。