とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#6.7 このままでよかったのに

南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

南極越冬隊 タロジロの真実 (小学館文庫)

 ドラマ「南極大陸」の原作本ということで借りてみたんだけど、作者の北村先生はドラマのキムタクではなく犬塚くん(山本裕典の役)なのね、越冬隊で最年少。
 面白く読みました。読めば読むほど、なんでドラマはあんなふうになっちゃったんだろ…、と。当たり前だけど誰かがヒーローって感じではないのよね、みんなそれぞれすごい人で役割を負っていろんなことにあたってるのに、勝手に変えすぎ。氷室(境雅人の役)なんか全くいらんやん。犬との関わり方、犬ぞりの成長過程も違うし、犬を連れて帰れなかった後の気持ちもドラマと逆のことが書いてあったし、事実は火事くらいで、あとはクジラの残骸にしても荷物の流され方にしても帰りの犬をあきらめるまでの過程も、そうそう越冬隊の作られ方からしてほとんど「フィクション」だった。。。ドラマチックにしようとしてどんどんつまらなくなってしまったのね、残念すぎ。

追:日曜劇場「運命の人」もちらっと見たんだけど、原作の弓成は自分からあの女性秘書に記事くれくれと強く迫ってたと思う…ほんとあくのつよーいイヤなおっさんなのよ。本木をそんな風には描けないのか、真木よう子が自分から進んでって感じでちょっとどうかと。

「期待以上」と思われるプロの接客作法 (アスカビジネス)

「期待以上」と思われるプロの接客作法 (アスカビジネス)

 たぶん作者さんの接客はプロとして期待以上なんだろうけど、本は残念ながら期待以上ではなかったです。amazonのレビューがえらい良かったんだけど、今はやりのカキコミかしら(^.^;