＃69 前作同様

検事の死命 (「このミス」大賞シリーズ)

　これも良かったです。レトロ昭和な雰囲気の主人公佐方検事が活躍します。前作で、え〜そのままでいいの…？と思った彼の父親のお話の続きもあるし、ラストのお話も詰めが面白くて引き込まれました。
　女性の作家さんだけど、どこか横山秀夫テイスト*1、タバコふかしながらおやじくさく熱く仕事するお話です。

*1:と思ってぐぐったら、やっぱり横山さんに傾倒、とありました。少女時代からシャーロックホームズの大ファンだとか。推理小説大好き少女だったわけですね。