#23美人はトク

モンスター (幻冬舎文庫)

　めっちゃトクだと思うよ。
　ママ友でも、やっぱり綺麗な人はパート仕事もすぐ見つかる。やめてもすぐまた次がある。そこそこ歳いってよーがなんだろーが驚くほどさくっと見つかる(^.^;
　こないだ友人も、口下手なイケメン新入社員くんが入ってきて（ただし、朴訥系でいい感じなんだそうだ）、この子営業できるんやろか？と思ってたら、いきなり一番になってしまったと…「やっぱ、営業は顔なんだわ」って話してたとこ(^.^;

　ま、そういわれてもようせんけど…自分自身コンプレックスだらけやけど、たぶん一か所したらまた次が気になってしまうような気がする。お金ももったいないし、怖いし。子供がやりたいって言ったら…やっぱり止めるかなぁ。。。二重まぶたくらいならいいかなぁ。。。
　芸能人のほとんどがなんかしらいじってはって、芸能人というほどでもないけど、美を売りにするお仕事系の人もやっている人が多くて、プチ整形とかになるとメイクの延長みたいな気もするし、玄人と素人の基準もあいまいで、人々の美の基準がどんどんひきずられている感じがしますね。特に歯なんかそう思うわ〜。健康な永久歯を抜くなんて絶対もったいないからだめ！と思うけど、ピアノの鍵盤みたいに整った人を普通に見続けると、憧れたりするしね。

　読みかけて放置してたんだけど、読みだすとあっという間に読めちゃう本でした（大ちゃん見に行く往復で読んだ、ちょっと人目を気にせねばならぬシーン多しなんだけどｗ）。現代整形事情についてはよく調べてあるそうです。風俗で働いてどんどん綺麗になっていく主人公のこと嫌いになれないと思う人は多いんじゃないかな（かといって現実にはたぶん絶対オトモダチになれないだろけど）。ラストの恋愛パートはちょっと単純な感じもあったけど、崎村のおっちゃんがいい味出してるし、面白く読みました。