とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

至高の幸せ

 昨日なんとなく「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP」を観ました。結構面白かった。忍者になりたい子供は普通に面白く、SEIKO社で時計が作りたい5歳児は面白いを超えてその集中力に感心(ほっぺぷっくりでめっちゃ可愛いし!)。パンの女子高生はおもろく、箕面自由学園のチアはすごすぎるけど、先生がミーハー過ぎてちょっと引き笑い……

 で、特攻隊の生き残りのおじいちゃん(89歳)とその妻(84歳)の物語に思いっきり持って行かれた。今の私達、もっと下の世代なら、間違いなく離婚じゃないかな……と思うんだけど、奥さんがほんとにすばらしくて、昔も今もずっと夫のこと尊敬して大好きなんだなと伝わってきた。辛いこと苦しいこと乗り越えて、2人共穏やかでそっくりな良いお顔、まさに共白髪になって「ありがとう」と言い合えるの、ゲストが言ってたみたいにどんなドラマもかなわないね。

 昔からよく父親が、「ええ学校出たとか金持ちとか貧乏とかいろいろあるけど、死ぬ時に『ああええ人生やった』と思えたらええねん。そうなれるように一生懸命生きたらええんや。」と言うんだけど、まさにそれ、世の中で最も幸せな人間のカタチを見ている気がしました。後光が差してた。とてもあんないい人にはなれないけど、心洗われたわ。日本の誇りというか。

 それにしても、彼(板津さん、会館の初代館長)がいなかったら、知覧の特攻平和会館もなかったのかもしれないなんて、知らなかったな。