
なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)
- 作者: 二村ヒトシ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 文庫
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確かに合ってるようで、合ってないような…と思ってたら、文末の信田先生との対話で見事に「がっかりです」と論破?されてて笑った。じゃあこの本の根本からだめじゃん…みたいな悩みを巻末で吐露してる作者の正直さがこの人の愛されるゆえんであり、甘えであり、自信であり、インチキ自己肯定なんでしょうねぇ。
「自分の心の穴をいったん全部親のせいにしてみる」というのは面白い考え方だなと思った。自分も親に穴を開けられ、同じように子供にもやらかしてるんだと思うわ〜。まあ人間はごく一部の人を除いて大抵「自分が一番」ですから、それを常識や理性やええかっこしいで持たせてるわけで、その延長線上に恋やら愛やらもあるんだろうなと思う。そしてこの歳になってまだ正しく自己受容できてない自分。。。
思春期(よりちょっと上)の女の子は読むといいかもね。