とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

春の海の かなたにつなぐ 電話かな

昨晩は実家に。4人揃って両親に会うのは1か月以上ぶりだったので、とても喜んでくれました。
子供らが小さい頃からよく行く焼肉屋さんでおにく満喫〜でした。

で、帰ってきてコーヒー入れてたら「吾妻堂の羊羹あるよ、切る?」と母に聞かれ、

「あづまどー!、いや、切らずに持って帰りたい!!
2本あるならひとつちょうだーい、おねがーい("⌒∇⌒") 」

と奪って帰ってきた鬼娘はワタクシ。

マイベストオブ羊羹。とらやも好きだけど、どっちかと言われれば断然こっち。龍野のお店なのでたま〜に頂いたり、これまた大好きな母が友達に頼んで買ってもらったりしてたんだけど、小さい頃から好きだったわぁ。というか、これが普通で、こういう羊羹はあまり他所では食べられないというのを知らなかった。
この紙がぴらんと入ってるのよね*1昭和32年よ。

ずっしり重いんだけど、ついつい手が出る細いフォルム、桜のようなにぶい紅色がキレイ、
いわゆるねちっ、にちゃっとした練り羊羹とは違って、表面は砂糖がもどりかけたぱりぱりした感じ、中は適度にさらっとした食感、これが超くせになる。甘みと豆(はんこささげ)の風味が上品で、なんとも言えない美味しさ、あぁシアワセ。減量できない。

御菓子司 吾妻堂
こちらお店のHP(あんまり力入ってないけどw)、店構えが古くていい感じ。羊羹以外食べたことないので一度行ってみたいものです。

*1:ちなみにタイトルは中村汀女の俳句です