とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

夏の夜の夢

土曜日オペラ観てきました。
鳴り響く弦楽器、重厚な演奏にヒロインが切々とアリアを歌う悲劇…は昨年観た。
今年は、佐渡さんが「チャレンジ」したとおっしゃってた、シェイクスピアの喜劇。
オペラでありつつミュージカルのようでもありました。帰りしな他のお客さんが「初めての感じで面白かった〜」と言い合うのが聞こえてきて、そうそう面白かったねと。昨年の椿姫の方が、ザ、オペラ!という感じで感動しましたが、ことしはまた違って面白く観ました。

カウンターテナーが主役、合唱団も子供達ということで、森の背景とあいまって涼やかな風を感じるような舞台だった。音楽は丁寧で、演者の息にぴったり寄り添っていてとても良かった。舞台装置もよく、流石本場イギリスの演出家、原作の世界が伝わってきました。

割と前の方だったので、踊り、宙を舞う妖精パックのかっこいいカラダも堪能。生の舞台見るのはやっぱ良いわあ(*^^*)
相変わらずの大入り、たくさんのお客さんが「身近なオペラって幸せ」って感じで、にこやかに休憩中のおしゃべりやお酒を楽しまれてました。

ブリテン《夏の夜の夢》無事に全公演完了 – 彌勒忠史 公式WEBサイト
確かに信長の野望!(笑)

別の記事に「今回、高音も大音量もない主役にどう立ち向かえば良いのか、大変苦慮しております」と。抑えた演技って難しいんでしょうねきっと。でも、いい感じでした(高音と大音量も聴いてみたいけど)。 佐渡さんにフレンチやらほっぺの落ちそうなお肉やらご馳走になったとも…さすがマエストロ。

佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2016 夏の夜の夢 | 兵庫県立芸術文化センター
今年も全日完売したらしい。来年はフィガロの結婚だそうです。