「セッション」の監督さんということで期待通り、耳に目に楽しく*1、思いがけず泣けた。
いちばんたいせつな人と見る映画、とコメントしたのは椎名林檎だったけか、確かにそう思った(現実はおばちゃん同士で観てるけど)。
よくCMに出てくるシーンは、見せ場ではあるが山場ではない、ごく一部。日本映画はとかく予告に山場を詰め込み煽り過ぎるからね、あれは本編見たときつまんないから*2考え直してほしいね。ま、観たい映画はあまり下調べしないのがいいんでしょうね。
以下ネタバレというほどではありませんが…
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素晴らしい音楽有り、ぐるぐるカメラあり、恋愛はあるけどエロはなし、ラストの上げ方がうまいうまい、そしてわかってますか?恋愛と仕事はトレードオフですよ、というのがセッションとの共通点。デミアン・チャゼルの好みなんだろうか。
ライアン・ゴズリングあまりタイプではないけど、最後びっくりするほどかっこよく見えた、そういう映画。ピアノ弾く男性はセクシーだしね*3。エマ・ストーン、うまいというより、すごく頑張ってた、ナイスプレーって感じ。
演者の数は多いのに、主演以外がいい意味で空気、ふたりのためのふたりの映画。個人的には映画館で彼を探すミアのシーンが好き。歯車がぐっと回るような美しさだった。
観に行って良かったです(^-^)