とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#39,40,41 昔の人は偉かった

黄砂の籠城(上) (講談社文庫)

黄砂の籠城(上) (講談社文庫)

 「義和団の乱」確かに習った。「扶清滅洋」という言葉も覚えている。習ったのは習ったけど、(そもそも歴史好きでもないので)「白村江の戦い」とかと同じ位置というか、要は空欄補充のための言葉だけのお勉強。

 正直読みにくい部分も多くて時間がかかったけど(歴史に疎いのと、ワタシ地図が入らないのと、とにかく凄惨な戦いが続くので)、ほんと、日本の来し方のこと、何も知らないんだなと*1。学校で、もう少し日本の偉人*2について教えてほしかったな。
 万能鑑定士の松岡さんがこういうのも書くんだなというのが意外*3。この本勧めてきたのは両親で、母と映画になるなら…と勝手キャスティングで盛り上がったりしましたが*4…どうでしょ、ちょっとなりにくいかな、なってもあまり入らないかな。

悩ましい国語辞典 ―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

悩ましい国語辞典 ―辞書編集者だけが知っていることばの深層―

そう、「悩ましい」(の誤用)は、自分は違和感ありありだったけど、もう慣れて、ふとしたときに使っちゃってます。
誤用転用こんなにあるのかと思いましたが、続編も出版されてます。言葉は生き物。
執筆者1965年生まれ*5、まるで長老のようにこれだけの知識、(職業とはいえ)すごいわ*6
ボリュームたっぷりコラム集って感じ、辞書編集者さんの苦労が伝わってきて面白い。

*1:「海賊と呼ばれた男」のときもそう思った

*2:柴五郎中佐はまぁ偉人というにはマニアックなんだろうけど

*3:ちなみに帯の推薦文は石破さん(^.^;

*4:結局主役は岡田准一しか浮かばないわけだがw

*5:ちなみにこの方のお名前ワタシ読めませんでした、漢字弱。。。アキラかな?と思ったら違った、サトルさんだった。

*6:文科省の調査で、年代別で誤った意味を答える率を調べると、若年層と老年層で多いことがしばしばあるんだって。必ずしも若者だけが物を知らんわけではないと。中年はやっぱり仕事してるからかな…んで忘れちゃうのかw