悪人が出てこない、普通の人の日常、子役など役者も変わらない
半年間で4年間*1を描く・・・いろいろ異例な朝ドラだったと思う。
「ひよっこ」すっばらしかった！！
最終回がこんなに楽しい*2朝ドラ初めてかも。♪なみだくんさよならを挟んで登場人物ひとりひとりがちゃんと出てきてくれるあんなラスト、うまく描けるなぁと感心。
すずふり亭とアパートの間の中庭のシーンが多かったですが、舞台演劇のような味があって、見ているこちらはTVの前というよりホールの観客席にいるようでした（停電のシーンとか特に。昭和のドラマというかTV的でないところがとても楽しかった）。
有村架純ちゃんも器用さがよくわかりました。可愛いのにたぬきとか色々言われるけど、可愛い。「あまちゃん」に続いて朝ドラでどーん！と上がりましたね。関西人なのに茨城弁が似合う(^.^; また好きになりましたね〜*3。
朝からTVの前で笑ったり、うっと泣きそうになってる私を、塾行く用意をしてる息子に呆れ顔で眺められました。ふん、楽しいからいいのだ。いってらっしゃい。
*1:この4年間って、なかなかいいところをついたと思う。団塊世代はリアルを知ってるから少し違うという意見もあるんだろうけど、私達から見ると面白い。すぐ手の届く時代なのに、日常風俗などいろいろ新鮮。そして人間のあったかさがとてもいい。
*2:楽しいとともに、ほろりと泣けました。ハヤシライスと重箱は絶対最後に出てくると待ってたんだけど、それがちゃんと回収されて、わざとらしくなくて。沢村一樹はセクシー課長のイメージとは別に几帳面で上手い役者さんなんだなと思う。記憶喪失のあたりはちょっとどうよ…と思ったけど、うまく戻れました。そしてなんといっても、いつも見守る古谷一行のカッコよさ、渋い影のMVP。細部まで行き届いたおじいちゃん演技、ずっと生きていてくれたのも嬉しい。あ、峯田さんのムネオも良かった。ゲンジといいコンビだったし。
*3:兵庫人だしね、おばちゃんBDも一緒だしね、応援するわ♪
