
- 作者: 村田沙耶香
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/12/16
- メディア: 単行本
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帯に「天才」とか「振りきれている」とか作家さんが評す コンビニ人間 の村田さん。やはりこの人はおかしい、キレている。物書きになれて良かったね…と思う変さ。
殺人出産 (講談社文庫) も有名だけど「10人産んだら1人殺せる」というハナシらしくおぞましくて読む気が起らん。本作もグロテスクでおぞましい…けどついつい、あっという間に読了。
どう考えてもおかしい、こんなこと心でも理屈でも法律でも全て正しくない、と思うのに、わけのわからん犯罪や虐待される子のニュースを聞いてるとふと ”なしよりのなし”から”ありよりのなし” 位には思えてくる、ヒトは常に進化、移動中らしいからさ、あぁ怖。。。ひとつひとつネタバラす気にもなれん、あぁ気持ち悪かった~。
で、なんだろねこの拒否感全開の面白さ。