とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#2.3 これぞアメリカの  ☆☆☆

よっダイトーリョー❕

アメリカ合衆国大統領が描く、全米100万部突破のエンタテインメント小説 ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位! Amazon.comで1700超の5つ星!

 …ということで楽しみにしてた上下巻。

サイバーテロは怖いわ~。ベストセラー作家との共著ということで、どっちがどの程度書いてるのかわかりませんが、よく出来てて面白いです。

訳者あとがきにもあるように、クリントン自身を投影しつつ、誇れる軍隊経験やら女性スキャンダルに見舞われてないとこやらプラスして、彼の理想、あるべき大統領の姿なんでしょうね。

 

大統領失踪 上巻

大統領失踪 上巻

 

 

 

大統領失踪 下巻

大統領失踪 下巻

 

予想通り前半少し我慢すれば、後半は映画のようでワクワクスピードアップ(映画化されるかな~、おばちゃん世代はハリソン・フォードが浮かぶけど、今なら誰だろう)*1

 

謎解きはそう意外でもないんだけど、はいはいやっぱりね~という大団円を読むのが楽しい。

なんせホンモノが書いてますから、思惑から設備まで細部にわたる描写や、大統領演説のくだりやら、妙に説得力があります。メディアの在り方など「この忌むべき状況」をどうにかしたいという希望も。。。

 

とにかく、

今のあの人♠♣とは全っ然違う~、

レベルが違う~、

と思うだろうね、誰もがw

ロシア疑惑にいらついて、これくらいビシッと言ってくれたら胸がすくわ、という国民がきっと多いんじゃないかと。そりゃ売れるわ~と思いました*2 

 

ダンカン大統領の続編に期待したい。

*1:解説で「米国の心情的な同盟国はどこか」ということに言及されてる…そうね、納得の強そうなあの国とあの国。アジアは関係ないレベル、日韓でぐだぐだしてることなんて、あちらにとってはどーでもいいハナシなんだろう

*2:上下巻といいながらさしてボリュームがないのに各2000円。高っ。。。だから買わずに借りてまう訳だけど