分厚くて、翻訳モノなのでついついゆっくり読んでしまい、
結構時間がかかりましたが、面白かった。
賢くて、正直で、ごく普通~の、いつも誰かに側にいてほしいタイプの女性であることに、
みな憧れと親近感を持って、惹かれる。
だけど、やはり強いわー。
めっちゃ考えるけど最終的に恐れない強さとでも言うのかしら。
バラク・オバマという「超々すごい人」と結ばれてしまったことで、いい思いも悪い思いもしてはるけど、
自分をいい方に変える努力、
悪い方に変えない努力、
を、うまく出来た頭の良い人だと思った。
全体的に説明的で、長いお話ですが、
女性にはすんなり入ってくると思う。
バラクとの恋の始まり~結婚までは、ラブ・ストーリーとしても素敵でした。
どなたかが「惚れてしまいそうになった」とレビューしてましたが、その通り😍
自分の両親、兄、夫、子供、家族み~んなをべた褒めしても嫌味にならない、
むしろ勇気をもらえるような。
もちろんトランプのことはぼろくそです。
バイデンさんのことは褒めてます。バイデンさんな~、こっちから見るとちょっとあれだけどなぁ。
能力がある人(特に女性)は、やたら離婚しちゃいがちだけど、
バラクも、ミシェルも、お互い、男(女)を見る目があった。
元をたどれば、親の育て方が良かった。それに尽きる。
優しく頼れる兄貴がいたのも大きそう。
何かの本で、「兄のいる妹」ってのが、ちっちゃい頃から世界が(姉妹、ひとりっこより)広いので、きょうだいポジションとして一番いいと書いてあったけど、ミシェルさんはまさにそうですね*1。
どこに行っても「〇〇の妹」として認められるのよね。
巻頭にたくさん写真が載っていてどれもいいんだけど、赤ちゃんのミシェルさんの手をきゅっと掴んでる兄ちゃんの写真はおばちゃんのツボです。すごく可愛い。
というわけで、大ベストセラーになってるようですがおススメ。
あと、この表紙はめちゃくちゃ綺麗に撮れてる (失礼!) 、いいなぁ❣️
*1:ちなみに姉のいる弟は、姉がしっかりすればするほど頼りなくなると書いてあった。うちの弟そうだwさすがに大人になってしっかりして、今も甘くて優しい子だけどね。