読むものなかったので、図書館の「きょう返ってきた本」から取って、あ、これってだーいぶ前に中山美穂と西島秀俊で映画になったやつじゃ(当時ちょっと観たい、と思いつつ観ずじまい)…?と思ったらやはりそうだった。
で、主題歌が中島美嘉の「ALWAYS」だったんだよね、この歌は好きで今でもカラオケで歌う🎵なるほど歌詞と内容繋がるね。
穏やかな妻と、真に愛した結ばれなかった女がいて、めいっぱい出世して…なんて、完全な男都合イイ話じゃん。。。と「好青年」の勝手ぷりに腹立つ!ってなるお話なんだけど、捻りのないわかりやすすぎるほどの素直な文体(村上春樹と反対やな)のお蔭でwなんかラストは泣ける。
長い余韻にひたれるいい行為を伴う恋愛はそりゃあ楽しいわ、長続きはしないだろけど…。まぁでも生きてるからこそ、恋して愛してよろしーなーと。 いずれにせよ、SNSのない(時代設定1975年、国際電話10分に数千円とな)頃の古きよき?二股やな。今は無理やな、色々と便利なようで窮屈だね。
25年後の沓子がえらくしおらし過ぎないかい?とは思うのだが、西島さん、中山美穂、石田ゆり子なら映画も良かったんじゃないかな。
こちらは、
分厚いけど、国ごとに章が分かれてて読みやすい。
都市化と女性の教育レベルが上がれば子供は減る。なんだかんだ政策やったって失敗に終わる。移民くらいしか無理みたい💦
と言いつつ、子供を持つ楽しさをもう少し知ってほしそうな感じの筆者さん。ほんとそうだねぇ。
それとは別に、田舎暮らしは環境負荷高いという指摘に同意。これだけ災害が続くと余計思う。かといって強制的に移転せよと命令もできないんだけど、過疎化をどうこうしようとするより、人の住む場所を定めてしまう方が合理的。
なかなか難しいとは思うけど、これから生産者人口減る、震災災害コロナであほほどお金がいる。将来のために、ひとりひとりを大切に、弱者が切り捨てられてはいけないというのは当然ながら、どうすれば配分として「公平」に近づくかということは、考えていかないと、とも思う。
世界中どこの国でも、女性が家庭だけを守ることから解放され、視野広がり選択肢増えると、子供いらない、持っても1人か2人、ってなるのね。。。昔虎子が小さいときに「ねぇママ、子供を産むお父さんも居るの?」と素で聞いてきて驚いたもんだけど、ほんとに、誰かの小説みたいに子供を袋で育てて産めるお父さんが出てきたら、ちょっとは解決するかもしれんのにね(笑)
書かれてるように、超都市化してる日本*1 は、粛々と「小国」へ向かうんでしょうな。人が減れば環境は良くなるだろうけど、生活レベルはむしろ下がるかもしれない。ある程度の教育とそれなりのお金を残してやる(庶民にとって、これってトレードオフかもw)のが一番なんだろうけどねー💦