イギリスの金融ライター兼コメディアンの著作だとか。最初ちょっとのっそりしてたけど、南北戦争の話とか、戦争で所得税が突っ込まれていく過程あたりからテンポがあがり、デジタル化ボーダーレス化の進んだ現代の課税事情の考察まで、面白く、興味深かった。オススメ。
主にヨーロッパアメリカの話が多いんだけど、驚愕の対GDP230％、ダントツの国債残高を誇る国として「日出ずる国」が一瞬だけ紹介される💦（ちなみに2020年で256.2％だ）。まーMMT上等で日本は永遠に大丈夫らしいけどｗ 無駄なバラマキには反対やなあ。
今言うてる給付金はどれもいらん策。どうしても撒かせてくださいお願いしますというなら所得制限を設けるのはおかしい。所得の高い人はそれだけ税金払ってる。社保もあほほど払ってる。自由はあるけど、年の半分以上を税の為に働かされてるというのは昔の奴隷制のようなもの…と、昨日もそんな話になった。お客さんはめっちゃ怒ってる(^-^; そうよな、私はそんな取られてへんけど、自分がその立場ならそう思うわ。
税制が複雑すぎる。もう末期。日本だけかとおもたらイギリス人の著者も言うてるから、どこも同じなのね。所得税抑えて、消費税20％でもいいから、もっとシンプルな税制にすべきというのはほんまそうやと思う。消費税ほど横に公平な税はないと思う。所得を隠す人、助成金を不正取得する人、給付金や協力金を申告しない人、反社、みんなモノ買うんやから。財産たっぷり持ってるけど非課税世帯って高齢者だってモノ買う*1。
しかし、実際は更にこねくり回され複雑化、ジェラシーに根差した歪な改正が続いていく。将来重い税や社会保険料負担に苦しむのは、そこそこ勉強してそこそこ頑張る今の子供らだと思うとねぇ…つらたんよ。
今日も出かけてきたけど、飲食店もお客さんも元気、賑やかなこと。協力金でリフォームして、新システム入れて、お客さんで満員。デパートもゴルフ場もいっぱい、結構なことやん。
なのに…ねぇ。 自分らの人気取りに国の金無駄遣いするな。眞子さんにかかるお金なんてなんとも思わん、けれど、給付金だせば仕事してる気になってる連中見ると怒りがわくのよおばちゃんは。
*1:なのにコロナで大変だから消費税を5％に！とか言うてるのはなんなんやと思う。3とか5とか下げて本当に困ってる人が一体年にいくら助かるんだ？贅沢する人がいっぱい助かって、税収減って福祉に回せるお金も減るやん。
