観てよかった、生のシアワセ
勘九郎丈、七之助丈 初めて観たときよりさらにかっこよくて美しかった✨
車を停めてお城の東側からアプローチ
正面からも勿論美しいお城やけど、おばちゃんはこの連立式の立体感高まる感じの横からが好き
おおテレビで見たことある平成中村座(の裏側)だ!あの舞台裏開くとこだ。
進むと左手には姫路動物園
懐かしいねー、よくおばあちゃんと来たんだな
いまだに入場料大人210円子供30円、おばちゃん小学生の頃から変わってないって物価の優等生にも程があるw
入口です
お店屋さんが並んでます
お菓子が人気
入口
靴を脱いで入ります(ビニール袋くれます)
おおーーテンション上がる
両親は椅子の方が楽なので竹席をとりました
こじんまりしているのでどこからでもよく見えそう
ただ、座席は小さ目のベンチに座布団*1が並んでいる感じ
大きな人だとちょっとせせこましい(とは聞いてたけどほんとに前も左右もぎゅっと)
うすっぺらい靴、動きやすさ重視の装いがおススメ
「棒しばり」狂言で太郎冠者と次郎冠者がお酒飲むやつね。とにかく楽しいんやけど、踊りがキレッキレ✨体幹つよ。勘九郎さんの声の良さもコミカルな演出ぴったりで、何度も笑わせてもらいました。40分
休憩30分の間にお手洗いとおやつをちょっと食べた。一番太鼓につかわれた撥や、勘三郎さんのパネルをチラ見。
https://www.ktv.jp/event/nakamuraza/programna/
後半は「天守物語」
これは歌舞伎というより、演劇。1時間45分じっくり堪能しました。姫路城前で演るのにこれ以上のものはないよね。あの5重のところにいてはるのね。
前半は富さん亀さんのスーパーサイコ姉妹のブラック加減がツボでちょっと笑いそうになる、でもまあ綺麗なのよ。奥女中の薄さん(扇雀丈)がイイ感じの年増感をかもす。
朱の盤坊は、(太郎冠者のときはそう感じなかったが)声が中村獅童にめっちゃ似てるなぁと思った。
図書之助出てきてからは、富姫様の妖しさ強さ女性らしさに圧倒された。何種類声を持ってるんだろう。ハコの大小、響きもあるのかもだけど、前回見た時よりうんと豊かに安定して聴こえた気がする。
「図書さまあっ」と叫ぶところの ず とか、心がぎゅっとゆさぶられる
初めて生で彼の女形を見たとき感動したけど、今日はもっと💗
富様に惹きつけられずっと見てたかったなぁ
最後は舞台裏がざーっと開く、カッコイイ
私の席からは天守閣を仰ぎ見ることはできなかったけど、お城の石垣と緑がばーっと見えて素敵でした
あと、獅子頭の格闘シーンの動きも良かった。アナログばちこい、技術の中村屋さん。
面白かった。あっという間の3時間弱。カーテンコールもひたすらお美しかった。らじのすけで喋ってはるのとちゃうなー、すごいなぁ。
勘九郎さんはますます勘三郎さんに似てきて、たぶんアドリブであろう関西弁で脱力笑いを取るところとか、最高。
回るお寿司で クリームチーズ天ぷら、長いもうずら、牛炙り、黒鯛、わさび巻など
おみやげは すじがき*2 と マスキングテープ
母はともかく、両親と観劇なんて初めてかも。出不精さんもひっぱりだされる、やっぱ姫路城は特別なお城やね。
ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」・・・昨日2話を見ておばちゃんは泣かされた。自分も娘であり、母であり、どっちの気持ちもわかるなと思いつつ母目線で泣けた。なるほど作者さん神戸の出身でKGの人なのね*3。