手書きで手紙を認めることに。
ハガキはたまに書きますが、縦書き便箋は久しぶり。
ちょっと気の張る相手です。
文章書くのって、ほんっとに難しい。
書いては破り、書いては破り。
「しまった。」ワードで下書きすりゃぁよかったよぉ(πーπ)
なんとか書き上げて、持って行く前に子どもを迎えに行く。
外で待ってる間、もう一度読み返す。
・・・あれ?やっぱりこれじゃあ意図が伝わらないし、失礼になるかも。
また家に帰って書き直す。
また破る。ドラマのようにゴミ箱にくしゃ便箋をぽいぽい。
一文字書き損じてもやり直し。
下手な字だけれど、気持ちをこめて最後まで丁寧に。
さて、読んでくださった方がどう思われるかはわかりませんが、
たまにはこういうこともせなあかんなぁ、と思いました。
若い頃は、一応ラブレター書いたりもらったりしたもんだ(=^_^=)
とにかく一大事だったなぁ、なんて思い出しました。
そうそう、
いつでもどこでもなんでもないメールをちょこちょこ送って
”常に拒否されない関係”を求めるのが、今風。
そうやって”ちょこちょこ小出し書き”ばかりしていると、
書きたいことの内圧は高まらず、
自分と辛く向き合うこともなく、
書く力にはつながらない。
日記をつけるのは、文章力をつけるのにとても良いことだが
それは非公開のものでなければならない。
そんなことが書いてあったのは、確かこの本でした。↓*1
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書くことは走ること。
歩くことは特に練習しなくてもできるようになるが、
走る、とくにある程度の距離をいきなりは走れない。
本をよく読んでいるからと言って、いきなり文章が書けるわけでもない。
書くことには訓練がいる。
そんなことから、”メモ作成”に導く内容だったと思います。
ボリュームのある企画書を作る人などにオススメかも。
加えて、
話すという行為と違って、書くことは”残る”。
そのことについての作者の思いも書いてあったような気がします。
読んだときは「ふんふん」と思った本でした。
実践できてませんが。。。
*1:青字部分、記憶書きであり、引用ではありません。