とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#13.14 バカにしない

おばはんは忘れっぽい、短期記憶がやばい

これが息子に遺伝してるらしく、彼も自覚があるので仕事関係はメモ、アラームかけまくりらしい(これもおばはんと一緒)

忘却は悪いことじゃないらしいが、メモ取ると余計忘れるとな、ほなあかんなウチら💦

 

 

日大の問題があるからいつもより歯切れ悪し、まあ仕方ないね

 

 

録画してた高嶋政宏ファミリーヒストリーを見た。良かった。

神戸のまちが出てきたこともあるし、

ラストの方、子らに名優になってもらわなくてもいいと語ってた父のインタビュー記事にちょっと泣けた。

 

今92歳の寿美花代さんが80代の頃書いたというメモの紹介シーンで、更にうるっと(涙)

それは、ご自身の人生のトピックを寄せ書き色紙のように記したもので、いかにも女優さんおばーさん、って感じ🌟

…その中に忠夫さんと結婚して本当に良かった、幸せだったとあるのだが、

「一度もおこられなかった」「いやみも云われなかった」「バカにされなかった」と並べて書かれていたのがとても印象に残った(余貴美子さんのナレーションもいいのよね、あれは)

 

「愛された」とか「ほめてくれた」ではない。あれだけ美しい人だからちやほやされるのは慣れっこというのもあるだろうけど、そっちかーなるほど、と。

紳士風であっても悪気無く妻を見下す言動をとる男の人って少なくない、特に上の世代は*1

夫婦が離れるときに「とにかく私はずっとバカにされてきたんです」ってしばしば聞くものね。

そりゃだってスミハナヨだもの、普通の嫁さんと違う、けれど、なかなか出来ることではない。高島さん、「イエーイ」のベタなおじさん芸能人、というイメージだったけど、本当に優しい方だったんでしょうね。うつ病はそういう方を襲うものなのかなとも感じた*2

 

幼子を事件で失い*3、もともとの仲良さがもっと結びついた、優しく強い夫婦になったんかなぁ。濃いいお兄ちゃんと、ほぼヘンな役の弟w ふたりとも年いったなーと思うけどいい感じやしね。

若いころ夫妻のインタビュー映像が何度か流れたけど、寿美さん美しく朗らか、神戸西宮あたりの関西弁、きらきらしてはりしました。「松平」がほんとうに家康に所縁あったのも面白かった。

まあなんせ、年老いて良い思い出が強く残るっていいね、逆はいややな。

*1:わが老親がしょっちゅう喧嘩するんだけど、父は母の物言いが偉そうだと怒り、母は父が自分をバカにして聞いてくれへんと怒るんよね。。。根っこは労りあってる夫婦なんだけどねぇ…嗚呼。

*2:NHKの別番組でサカナクション山口さんのうつを扱った番組も見たわ。。。そういう意味ではうちのジジババは喧嘩してる方がメンタル丈夫でおれるのかもなーと思ったり

*3:長男の名前には、父、祖父と同じく“夫”が入っていたのに、二男三男にはつけなかったところに当時の辛い気持ちと固い決心が表れてるように感じた