#58

螻蛄 (角川文庫)

今まで読んだ”疫病神シリーズ”の中ではちょっと下位ランクかな…という感じもありますが、桑原さんは相変わらずイケイケです（つまり二宮くんがややアカン、まぁ相変わらず超不死身で丈夫なのでいいけどw）。若頭嶋田さんの登場はやや珍しい展開で面白かった。
なんか後味悪いのは勧善懲悪じゃないからだろね。いや、そもそも悪しかおらんのやけど……右も左も金の亡者はしんどい、そういう意味でやっぱ「国境」は楽しかったね。