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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

雨にぬれるたとえでの原価計算の話をふんふんと読んだ。原価計算って苦手だわ。

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こないだの宮部さんのが面白かったので借りてみました。短編みたいでいて、全ての話が繋がっていて面白かった。時代物独特の言い回しが雰囲気を出してくれる。ただ･･･「剣呑」は見るからに「危険」って感じがするんだけど、「押っ取り刀」っていうのが、文意から「急いで駆けつける」って意味なんだなってことはわかるんだけど、どうしても「おっとり」が「鷹揚」の方の響きで伝わってきて、「おっとりした刀？のーんびり？？」と思えていつも変に笑えてしまうのは私だけか。「子盗り鬼」では、こないだの「孤宿の人」と同じことが書いてあった･･･物の怪なんて居なくて、皆自分の中にあるものを見ているのだよ」と。葵さまは加賀さまほどキャラが立ってなかったけど、平四郎はタイプかも。
とにかく人物が生き生きしていて、心地よく読まされます。昔も今も一緒のような、もう無いものもあるような、その日その日の日暮らし。