- 作者: 神永曉
- 出版社/メーカー: 時事通信社
- 発売日: 2017/06/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「忖度」には他人の心を推し量る意味しかなく、推し量った上でさらに何か配慮をするという意味はない。
「そもそも」には二つの意味、ひとつは接続詞として「いったい」「さて」「だいたい」と同義、もうひとつは名詞で「はじめ」「最初」というような意味で、「基本的に」という意味はない*1。
「長い目で見る」には、「事柄を現状だけで評価せずに気を長く持って将来を見守る」という意味で「長期的に見る」という意味はない。
え〜そうだったのね!?(*・0・*)
「長い目で見ればオトク」とかふつーに言ってるし(^.^;
知らなんだ。
どれも国会答弁でよく使われてる、違和感なかった。そうか、そうなのか〜。
政治家は、答弁では正しい日本語を使うように心がけるべきだとおばちゃんは思うよ*2。TVで何の注釈もなく流れると、それが正しいんだと思ってしまいそう*3。国会やビジネスの場面で、って感じでちょっとカッコつけた言葉遣い、実は誤用、みたいなのが広がっていくのは良くないよ。
いくつかの”ネット辞書”には、「忖度」に「配慮する」の意味が載ってた。現代用法としてはそうなのかもしれないけど、やっぱりネットは普通の顔して嘘書いてあるなぁと改めて*4。
あと、
新しい接続詞として今後辞書に載るかもしれない言葉があるそうだ。それは、
「なので」
あーねw ←ダメ
言うよね、「なので」。書く文章では使わないようにしてる。会話ではつい出ちゃうけど、人前で喋るときなど、極力避けるようにしてる。そんな言葉無いなと思うし、語尾がひっぱり気味になるのもちょっとね。
先週NHKの夕方の情報番組で、アナウンサーかな?解説しながら連発してた。やっぱりちょっと違和感あるな。。。なのでぇ、まだ認めないでw
ま、新しい言葉も難しいけどね、”テザリング”のことしばらく”デザリング”やと思てたおばちゃん。
暇つぶしにこんなサイトも面白い。
NHK放送文化研究所