とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

決断力 (角川oneテーマ21)

決断力 (角川oneテーマ21)

前に読んだ羽生本とかなり内容がかぶっていましたが、
超クレバーな彼の
なんとなくおちゃめな?ところが文章の端々にあって
面白かったです。


やっぱり棋士ってすごい〜、想像を絶する世界。


インターネットが進んで、どんどん情報が得られる今日、
アナログな部分も大事にしながら戦っていこうとしている
姿勢に頷きました。


羽生さんは私と同世代ですが、ちょうど私たちって、
社会に出たときはまだコンピューターがそんなに行き届いていなくて、
社会人としての成長と一緒にPC環境もどんどん変わってきた世代
ではないかと思うのです。


コンピューターやネットが、
我々より少し上の世代になると、(人によれば)とっつきにくいものであったり、
我々よりもっと下になると、あって当たり前過ぎて、
逆にアナログ仕事ができない、PC万能主義、のような・・・


こないだのみずほの誤発注なんてその一端かなぁ・・・なんて、
そんなことを思ったりしました。


最初の勤めが小規模な事務所で、手作業が多く、
今思えば、随分と基本を”体で”覚えさせてもらった気がします。


パソコンはウィンドウズなんて無い頃からぼちぼちとやってて、
(>が点滅する真っ黒画面から Lotus1-2-3を立ち上げる日常w)
なんとなくタイミングよかったんかなぁ、と思ったりします。


まぁ、どんどん情報進化する世の中についていかなあかんのは、どんな仕事でも同じですね。




理由 (新潮文庫)

理由 (新潮文庫)

インタビュー形式で、説明くどいような部分もありましたが、
面白かったです。
タイトルが秀逸ではないでしょうか。
私も、読みながらたくさんの「理由」を問い続けました。