とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

連休もおしまい

遠方への帰省や旅行とは無縁だけど、掃除できたし、海にも行けたし、仕事もちょこっと片付けて、今日は雨だから録画してた「ブレイブストーリー」を子供達とまったり見たりして(内容はいまひとつでした・・・おそらく原作は面白いのでしょう)それなりにゆっくりおやすみできて、連休は終わるようです。
ただなんとなく全体的にいつもあることを考えていた数日間でもありました。というのは、連休の初日に、中学時代の同級生の訃報を聞いたから。年賀状に「ガン」とあって驚いたのだけれど、とても元気な字で「大丈夫、治してみせるから。」って書かれており、気にはなりつつも、この歳になってくると他にも大きな病気をした友達が居ない訳ではなく、みんな回復しているし、なんとなく大丈夫だろうと思っていたので、本当に呆然とした。なんのお見舞いもできずに、お香典を送ることになるなんてまさか思ってもみなかった。
鳥取県の倉吉というところでお葬式があって、参列した同級生の話では本当にたくさんの人が来られていて、彼女がいかにそこで愛されていたかということを感じたとのこと。そうだろうと思う。絵や字が抜群に上手くて、スポーツも得意でいつも颯爽としていて、私に無いものをいっぱい持っている、ひまわりみたいに明るい女の子だった。
最近、自分の親世代の訃報が多くなり、ああそういう歳になってきたのかとは思っていたけれど、自分と同じ歳で病と闘い、こんなに早く旅立たなければいけなかった彼女のことを思うと、いろいろ考えさせられ、混乱しました。(もちろん、そういうことはどこにも少なからずあるのだろうけど、やっぱり身近な事実を突きつけられないと、生きるとか人生とか、そういうことを考えようとしない自分を愚かだなぁとも思いました。)
生きていれば、彼女は仕事でも家庭でももっと活躍し続けたことでしょう。ただ残念としか言いようがなく、祈ることしかできないけれど・・・中学の卒業式の日、彼女の家にみんなで遊びに行ったんだったなぁ。木目の素敵な部屋に差し込む夕日と、お菓子やジュースを食べて笑っている男の子女の子達の顔をなんとなく思い出す。あれから20年以上経ったが、遺影の彼女はあの頃のイメージのままだったんだそうだ。彼女の描く子供はなんとも愛らしかった。家族までが楽しみにしていたあの年賀状はもう届かない。でも毎年きっと思い出すよ。 合掌。