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真贋

思想界の巨人、というそうですが、今まで全く興味をもったことない人。吉本ばななが「父の作品ということ関係なく」と誉めてたのでつい借りてみました（別にばななのファンという訳でもないのだけど）。インタビューを起こしたものらしく、非常に読みやすいです。田中真紀子のくだり以外は、納得して読めました。

女子の本懐―市ヶ谷の55日 (文春新書 602)

どうしても自慢っぽくなってまうのは仕方ないんだろうね。扇さんにしてもこの人にしても、女性は「綺麗プラス能力」が伴わないといかんのねぇ、と改めて思うのでした。これからも頑張ってください。
当然守屋さんが出てきます。定年延長してまで異例の長期就任を続ける彼に退任を勧めたとき、「顧問では生活できません。」と即答されたのに小池氏は唖然としたそうです。「生活」というところにあの嫁さんの影を感じます。
で、なぜか表紙をめくったら　青字で著者のサインが入ってました。図書館の本にサイン、というのは珍しいような。地元関西だから寄贈でもされたのかしら？