- 作者: 山本一力
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/01/21
- メディア: 単行本
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江戸時代ってなんかええなぁ・・・現実逃避かな。
長屋暮らしの庶民がお金を蓄えることの難しさ、など読むとなるほどそうなんだ、って思ったり、お父ちゃんやお母ちゃんのそれぞれのええとこ人間らしいとこもよかったり、でも一番ええなぁと思ったのは主人公つばきちゃんの啖呵だ。
つばきちゃんはしっかりしてて人あしらいもすばらしいけど、地雷を踏んだヤツには容赦がない。でも、そのキレ方がカッコいいのだ。思いっきりキレるけど周りからは拍手なのだ、筋の通し方が直情的なようでめっちゃ賢いとこがたまらんのである。
読んでるとうまい白飯が食べたくなりますな。