とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

灰色の虹

灰色の虹

貫井さんにはずれはないんだけど、これはリーダブルで面白かった(面白い、というか悲惨なんだけど)。はまってる「ギルティ」にもちょい被ってて。構成も良くておススメ。

今、本が集中しちゃってて(T-T) 読めない〜。


「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために

「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために

お話が良かったのでこれも借りてみました。
インタビューと解説、最後に太宰の「グッド・バイ」が載ってます。
インタビュー良かったです。
そしてネタ本?伊坂センセもこの企画が来てから読んだそうですが、初めて読みました。面白い!こんなとこでぷっつり未完とは、確かに心中は本人の主導ではなかった、って感じしますね。。。



年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)

年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)

思ってたよりずっと読みやすくて、夕ご飯のあと1時間ほどで読めてしまった。
そういえば、先週くらい夫あてにねんきん定期便が来てて、あなたのもらえる年金はいくら、今までの掛け金はこれだけ(だからだいぶ得でしょ)みたいに書いてはあったが…。
長妻さんに対する誉め言葉をひっさしぶりに見た(まぁ1行か2行だったけど)。あぁしかしほんと悲惨なあたしたち(以降)世代。

ずいぶん昔の話だけど、お客さんで当時からそこそこご高齢な方がよくおっしゃってた。
「今、若い人の保険料で私らの年金を払てる、って言うてますけど、あれ、年金始まった頃は『これは積立です』って言うてましてんで。はっきりと。それがいつのまにか”今の金を今払うとる”と言う。こんなむちゃくちゃな話ありまっか?」
確かに、積立てもらってた筈のものを勝手に使われて、若い人からはお荷物扱いじゃ腹も立つ。積立ですと始めた積立金で無駄遣いばっかりしまくって、あげくのはてに前提条件を変えてしまうなんて、さすがお上。私企業ではありえないね。さらに、
「私が10年ほど前に用事があって役所行ったときに、社会保険の役人がものすごい偉そうにしてるんですよ。何を勘違いしとるのかと思う程。税務署の方がそらよっぽどましでっせ。見てたらすぐわかりましたわ、あいつら(厚生系)はアタマもようないくせに金をもっとる。自分らで苦労した金でもないのに、勘違いしとる。あぁこら、近いうちにここは駄目になるなぁとおもてましてん。案の定こないなことになってるでしょ。」

…と、国を潰しかけてる厚生官僚のこと考えるとむかつくので、昔の社長さんの思い出にひたってみたのだった。

とにかく全てのニュース、レポートについて”絶対に既得権を手放したくないという厚生さんの意向”を踏まえて判断すべきだというのはその通りで、あともっともっと言ってよと思思うのが”生活保護(にかかる国民負担)まで併せて考えるべき”ってこと。

子供達の将来、大変だわ…と思う。と言いつつ、私達が彼らの頃と比べ物にならない贅沢をしてることも事実だしね、そのへんよくわからない、どこで落ちるのか。ただ、産み損、生まれ損ではない(と思いたい)。まぁ、彼らがめちゃおもろいのと、ただ単純に動物だから(植物もだけど)世代送り。