＃58 毎年8月には

　なんとなく戦争関係の本を手に取っているような。

東京プリズン

　読むのに時間がかかりました。
　ちょっと春樹的というか、大君やら鹿やら出てくるところは難しいのですが、そんなに嫌がらずに読めました。とにかくこのマリのディベートを見届けなあかんと。最後は言ってほしかったことを言ってもらえるラストです。拍手は少ないけど、読み手には響きます。細部はもう一度二度読んでみないと腑に落ちないとこもあるけど。
　好き嫌いはおいといて、あぁ小説読んだ、というのでは今年一番かも。