
- 作者: 青木寿幸,竹内謙礼
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/09/04
- メディア: 文庫
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- 作者: 竹内謙礼,青木寿幸
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/01/08
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会計天国の方はすんなりだけど、戦略課長の方がお勉強。ベータとかガンマとか言われるととたんに脳みそシャッターが降りるおばちゃん。高校の頃は数学そんな嫌いじゃなくて、文系の中では出来る方かな〜と経済学部に入ったら、教養の数学からついていけなくて、専門に上がるとますますくらくらして、ギリシャ文字アレルギーで危うく留年しかけ、すっかり嫌いになってしまった…やっぱ理系の人は賢いのねぇ。。。よく偏差値っていうけど、文系の偏差値と理系の偏差値ってそもそものっかってるとこ違う気がする(それ言うと教科少ない私大と全部やる系の国公立のも違うんだろうね。。。ま、文系でも最難関クラスに行く人は理系科目も得意だろうし、上や下やのハナシではないけど。)
別に成績がよいわけでもない愚息のノート見て、おそらくそんな難しいことないレベルであろう数3とか物理とか…何なのこれ??ナニ書いてあるかさ〜っぱりわかんない、なんでわざわざこんな勉強やろうと思うんだろう??変な人、、、としか思えないおばちゃん。
けど、お仕事仲間でも、お客様でも、理系のおじちゃま、おじいちゃま方(東大、東工大、東北大とか皆さん優秀でウラヤマシ(^.^; )って喋ってて面白くて、ぐちゃぐちゃしてなくて好ましく感じること多し。やっぱり論理的なんだろうか。違う生物感がして尊敬するわ。
お話は、計画立てるのに売上原価使っちゃだめとか、固定費を按分しちゃだめとか、先のことまで考えるとか、縦と横のイメージとか、なるほど〜わかりやすい。。。あと後半は投資の話、結局TOPIXが最適だとか(マジで!?)、不動産投資の罠とか。ちょうどタイムリーに市場が揺れてて、ボラティリティやらショートガンマやらがどうこうって、前なら全く???だったのが、この本のお蔭でちょっと分かった気がするけど、もっとわかったのは、数学弱い子は投資しちゃだめってことだ(T∇T) 。あとローン抱えて投資するのはありえないんだって、まぁうちはないけど、住宅ローン抱えてるとできないじゃんねぇ。。。どうなんでしょ。
内容は真剣なのに、天使とかロボット取締役とか、発想がかわいくてあほらしいとこも良い。金融会計の枠にとどまらず、人生訓につながるストーリー仕立ても上手い。猿の部長 (PHP文庫)も読んでみたいわ。