昨年末に読み始めてたんやけど、今年に読了。
作者はイギリス人だけど、敢えて「広い」アメリカを舞台に選んでいるそうだ、確かに、暗いミステリ版大草原の小さな家みたいな感じ、後半にいくにつれさらに面白くなった。
無法者、ってのがなんか日本語でぴったりこないんだけど、極道、だとちょっとまた違うんでしょうし。
原題は We Begin at the End だそう、うん原題のイメージぴったり(当たり前)。
ミステリの犯人捜しはあまり重要ではなく(いい意味で予想を裏切らない)、ストーリーがいい。登場人物の絵が声が浮かぶような、ちょっと長いけどいい映画を見ている感じを楽しみました。もう一度時間のたっぷりあるときに読み返したい、この作者のほかの作品もまたいつか。