とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)

交換殺人には向かない夜 (カッパノベルス)

「烏賊川市シリーズ」第4作とのこと。
(いかがわし、と読みます。となりが奥床市、だってw)


ラストの種明かしは良かったです。が、
ストーリー、特に会話が軽く、かつ作りすぎた感じで、
どうしても「そんなヤツはおらんやろ〜」とこだまひびきになってしまい、
”ずしっとミステリ読みました”という気分にはなれませんでした。


よう考えたらミステリとしてよう出来てるやん。けど、
どうしても、
片平なぎさ船越英一郎が浮かんでしまう・・・そう、そんな感じです(=^_^=)




死神の精度

死神の精度

さっきの本を何日も細切れに読んだ後、
これは一晩で一気に読んでしまいました。


なかなかよかったです。
これ好き。


死神が主人公、ってだけで怖い系ダメの私はどうしよかと思いましたが、
透明な感じがかっこいい好みのキャラ(ほんとに居たら怖いけど)


あと、タイトルもかっこいいですね、なんとなく。
上の作者とそんなに年齢差があるわけではないみたいだけど、
こっちの方が若々しいというか今っぽい。


ミステリ、とは違うけど読みやすくて楽しめる一冊でした。


次もこの人の作品の予定。