- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
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内容を知ってて選んだわけではなかなったので、ちょっとびっくり。
そこそこ面白く読みました。(「空き巣」と「ノビ」の違いなんて知らなかった。)ただ、この作者は、泥臭い男(警官とか泥棒とか記者とか)はぴったりくる反面、女の方は、そんなんいてへんて、って思うような「ありがち」パターンが多い気がします。
- 作者: 久坂部羊
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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ランチしながら読んでる場合ではない。。。
相変わらず神戸が舞台なんで、イメージふくらみます。
ただ、面白かったんだけど、幕引きがちょっとすっきりしない感じ。いろいろなものが中途半端に終わってしまって、「ミステリを読んだ〜」という爽快感は得られない。文中に出てくるいくつかの問題提起にはひきこまれるんだけど、いっぱい並んで終わりって感じで。問題に対する回答は出せないとしても、もう少し小説としてのオチがあるほうが好みだ。
どうでもいいけど、
この表紙のイラストは「イバラ」をイメージしているんだろうけど、
「名探偵コナン」のアニメにでてくる「犯人」っていつもこんなだよな・・・。