- 作者: 西原理恵子,父さん母さんズ
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 単行本
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パパやじいじいへの甘え・操縦ぶりが「天才的」という記述が多数。みんなおんなじということはあなたの娘は少なくとも天才ではありませんw いつまでも頬すりすりして大好きよぉ、っていうのも息子版ではありえなかった。あと、離婚したママの投稿も多かった、これも息子版には無かった気がする。確かに母ひとりになったとき、娘の方が育てやすそうな気もするなぁ。
というわけで、女の子はひたすら愛されるようにできてるのねぇ、ということがよくわかった一冊。でも、息子のばかっぷりもやっぱ捨てがたいぜ、と思う母でありました。。。
- 作者: 渡辺みどり
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06
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- 作者: 竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2006/12/21
- メディア: 単行本
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予想以上に面白かった。お勧めの一冊です。先日読んだ飯島勲氏の本よりもこちらの方がより具体的で、スピード感、臨場感も伝わってきて良かった。「戦略は細部に宿る」ということを繰り返し強調されていますが、確かに今までの大臣ならば踏み込まなかった工程の細かいところまで詰めて詰めて、官僚に「骨抜き」にされないように頑張られた様子がわかりました。「これまでの政策の誤りを認めない」という立ち位置に縛られまくり、数値目標を掲げることを極端に嫌がる官僚との戦い。政治家との戦い。ものすごい竹中バッシングの裏事情などなど・・・。
もともと竹中さんは赤ちゃんの頃の虎子と顔が似てたんだけども(笑)大臣になられてからはどんどん険しいというかやつれたというか、顔が変わってきて、きっと大変なんだろうなぁ、と思って見ていました。それまでに出されていた本や、お話ぶりからして好感を持っていたので応援していたのですが、この本を読んでそのお仕事の壮絶ぶりが垣間見えました。とても中途半端な権力欲でつとまるようなお仕事ではありませんね。途中週刊誌やらのバッシングが酷かったときも、なんでここまで叩かれるんだろう?叩かれるってことは実は正しいことをしようとしてはるんじゃないのかな?と思ってたんですが、自分の信じたミッションを背負って、とにかくやり遂げてやる、という強靭な意志と並外れた能力がなければできない仕事です・・・すごいな、と感動すら覚えました。で、こういう人にここまでやらせちゃったコイズミという人はやっぱすごいな、とも(笑)
ここまで実務的に働いた大臣というのはこれまでなかったんじゃないかと。小泉内閣というある意味「奇跡の内閣」で歴史的な仕事をされたんだと思います。お疲れ様でした、という感じ。参議院議員の職を途中で辞められたときは、なんで?とも思いましたが、この本を読むとそれも仕方なかったように感じました。今後は教育の場で、日本のポリシー・ウォッチャーになれるようなよい人材を育てていただきたいと期待しています。