開会式は長かったけど、チャン・イーモウ監督の演出は良かったと思う。ただ、あれは個人を犠牲にしてもお国のためならエンヤコラ共産主義の国でしかありえないご立派さだったとも思う(但しNHKの実況はグダグダで酷かった、たのむよ〜三宅さん青山さん）。兵士が旗を揚げる様子も様式美としてはありかもだけど、おんなじこと日本がやったら絶対なんか言われそうやな、と思った。ま、3年分くらいは花火見た気がする。中国の光と影の光が超増幅されてます、って感じ。その分影も深く暗く沈んでるんじゃないだろうか。
日本の入場は歓声なかったね（ブーイングだったのかな）、アウェーでも根性出してがんばってこいやー、ってサッカー負けとるし、野球も壮行試合でぼろぼろ？って。。。
谷亮子は、残念だった。なにそのジャッジ、と思わないでもないけど、今日は金メダルのルーマニアの人が強かったと思う。銀メダルだった2大会は、「ほんとは田村の方が上なのに…」って感じだったけど、今回はそうは思えない感じだった。ただ同じ負けるなら、もうちょっと組めたら良かったのに（最後劣勢になってからの猛然ダッシュを見たら）と思ったけど。バッシングも多かっただろうに、自分の世界を作って守って闘って、大変だったと思う。あの「金」を豪語した谷さんはカメラの前で泣きじゃくったりしない、今日も宮里藍調に（いや、宮里が谷亮子調なんだが）サバサバと強気に一見謙虚なコメントを出すのみだ。たぶん見えないところで悔し泣きするんだろうけど、これでふつーにおかーちゃんできる、ってホッとした気持もあるんだろうな（けど、ここまで我が強そうな人の場合、主婦かーちゃんにずーっとはひたりきれないと私は思ふ）。これからも強い女で、できれば政治家にはならずに、できれば高橋尚子と同じ穴には嵌らずに、できれば日本の柔道界のために、頑張ってほしいな。
それより、男子の平岡さん（初戦敗退）が気の毒でした。顔がひきつってた。なんといってもあの野村の階級でこういう結果になってしまったのは、辛いだろうな。。。
あ、重量挙げの三宅さんは可愛かった。いや、すごいと思うけど、なんか可愛い。
