夜12時半ごろ、録画したドラマを見ていたら、虎男が起きてきた。トイレに行ったのはわかったんだけど、出てきたみたいなのに部屋に帰ってこない。何してんだろ?と思ったら、風呂のフタをばたんばたんする音が聞こえる。何してるの??と思い見に行った。
パン一(ぱんついちまい)の虎男がお風呂に入ろうとしている?? なに、まさかおねしょでもした??と思ったけど、ズボンを洗濯カゴに入れて、パジャマの上は風呂フタの上、でパン一。風呂に入るわけでもなさそうだしズボンも濡れてないし。。。
何してるの?
と聞いても、「あ、う、うん。。。」となんとなく照れ笑いのようなよくわからなさ。更に、ねぇねぇなにがしたいの?お風呂入ってたやん?と聞いた私に一言。
「なれるかな、って思って…」 ん?何になるの??
「総理に、なれるかな、と思って。」
(゜。゜) ポカーン… 母アナタノニホンゴワカリマセ〜ン
一旦廊下まで戻ってきて、寝るかと思いきや、またお風呂に向かおうとする。
え?だからなんでまたそっち行くの?と聞くと、
「いや、さっき皆がこっちに行ったから。」 と 風呂のドアを指差す。。。
もしかして! ちょっと虎男!! とさわると、 熱い。 熱があるんじゃないの、こっち来て!!! はかったら、38度ちょいだった。いい加減なはかり方だったのでもうちょっとあったのかもしれない。
寝ぼけ&熱による異常行動?だったのか・・・・。あ〜びっくりした。
もし、私が寝てて気づかず、朦朧と湯船に入っててもしものことがあったら・・・とゾッとして、しばらくバクバクしていた。以前虎子が、うなされて震えたりうわごとを言ったのはあったが、虎男は初めてだった。それに、もうすぐ10歳だよ、あ〜ほんまびっくりした。
あわてて、夫を呼んで説明した。別に説明してもしょうがないんだけど、しゃべらないと不安で落ち着かない気分だもの。こういうとき父親と母親ってなんか違うなぁって思う。この切迫したバクバク感って男の人にはようわかってもらえんみたい。
とりあえず、小児用の風邪薬しかなかったけど飲ませて、氷枕して寝かせた。そういえば夕食も一膳しか食べなかったし、風呂上り珍しく虎子より先に寝入っていた…そういうわけだったのか〜。心配でときどき見に行った。
けど、翌朝は熱もまーったくなく、風呂場でのこともあまり覚えてないらしく、普通に元気になってて学校へ行ってました。一応説明したんだけど、自分でも信じられないみたい。
けど、なんで総理なんだよw*1きみの演説を聞く群衆がうちの風呂場にでも集まったのか?ww どこのCHANGEだよwww
母にちゃかされた虎男は、「虎子やじいちゃんにゆったらあかんで。」と言うので一応黙っといてやるけど、ときどき「なぁ、ソウリ」とか「ミスター プレジデント」とか呼んでおちょくった…ら怒るのでほどほどにしておいた。
っていうか、母はほんとにびびったよ。。。