とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

12/30.31 徳島・高知

 スキーしに行くつもりが、積雪不足でやる気なくなったので、急遽空いてるとこ…と探して、祖谷温泉へまいりました。そういえば、今年の春休みもスキーキャンセルして鳥取、どうもご縁がないようですが。。。

 まず朝いちお墓参りに。一年無事に過ごせたことを報告して、出発。


青空と橋、のこの眺めはいつもテンションあがるのです。

瀬戸大橋の下は、結構渦巻いてました。

ナビが古めなので道なき道(高速ね)を走りつつ、だんだんと景色が峡谷のそれに。

大歩危小歩危方面でございます。なんか、プラレールみたいで可愛い。


とりあえず、祖谷そばのお店で早めの昼食。
「そや??」 ちゃう、祖谷(いや)って読むねんで!
築200年の家を移設したという建物、綺麗で、店員さんのあしらいもgoodでした。

で、祖谷のかずら橋へ。*1

かずら橋、安全で怖くないのはわかっていても、下見るとコワイのよ…写真撮られへんわ〜、と言ってると夫がひょいとおいらのスマホを取って、先に渡ってこっち向いて撮ってる。「スマホ落とさんとってよぉぉぉ(T∇T) 」といいながら、のろのろ牛歩。。。左のてすりから右の手すりに移動してみたけど、怖かった。

…といいつつ、オットに、「チューチュートレイン♪するから撮って!」と虎子、虎男、おいら(怖がりの順である)で、橋上で写メポーズするバカなやつらであった。

すぐそばに滝がありました。

川原からみたかずら橋。川は薄氷がはってました。

その後、少し引き返して川下り。オットが「こたつの船乗る?」と(半笑いで)言うのが意味不明?だったんだけど、ほんとにこたつの船だった(^.^;割と次々お客さん来て(定員20人くらいかな)、入り口で靴を脱いで、救命胴衣すりあう密度で、みんなでおこたに足入れてむかいあってなんか面白い。船長おにいさんのガイドで川下り。
 
ん千年前の四国山地の隆起を知ることができる岩の層、傾きが途中からフラットになり逆向きに変わるというお話が印象的でした。紅葉の季節はさぞ美しいでしょうね。右はライオンの横顔に見えるという獅子岩


とっととお宿に行って、冷え込まないうちに温泉に入らねば!と宿に向かいました。その理由はこれ。

ケーブルカーに乗って下りる、源泉かけ流しの温泉がおめあて。

 
操作はセルフなのです(笑)楽しい、でもケーブルカーの中ちと寒い。
脱衣所も寒い。
そして、お湯もかなりぬるめのお湯。やはり真冬にはちと辛いものがある
…といいながら、ほんとシャンパンみたいなぬるつるのめっちゃええお湯でした。わが妹が絶賛するだけのことあるわ〜(^ー^* )
かなり長いこと入ってました(あとで、ホテルの中のしっかり熱いお風呂に入りました)。

夕食、
前菜可愛らしく、あめごの姿造り、塩焼きは魚嫌いの私もおいしくいただき、ジビエ(鹿)や、阿波牛も良かったです。品数多く、ひとつひとつよく出来ていて、ワインも満足。


ただ、せっかくのお料理が、サービスの面ではなんというか…悪気はないんだろうけど、田舎というか(T-T) …と思ったんだけど*2…ま、それはそれで。


これは朝ごはん。男は和、女は洋をチョイス。(たぶん和が正解、だけどおいら鮎の甘露煮はNG)

2日目の朝もケーブルカーに乗って露天行きました。昨日よりあったかく感じた。景色がよく、ほんとお風呂だけでもまた訪れたい場所。


今日は高知に行きました。香川でお饂飩、も良かったんだけど、せっかくここまで来たのだ、オット以外は初高知県、これで四国4県コンプリートだ、ということで。

まずは桂浜。

晦日とは思えない、あったかい日差し。

龍馬さんの銅像は思った以上にたっかーい台座にのってはるんですね。

海、とっても穏やかできらきらで、綺麗な景色。だけど、やっぱり普段見ている瀬戸内海とはだいぶ違う、音も違う。春に鳥取に行った時も思ったけど、あちらは日本海でこちらは太平洋、また違う。こういうところだからこそ龍馬さんみたいな人が生まれるんかなとか。。。ね


坂本龍馬記念館は高校生以下無料なので嬉しい。龍馬さんの血がしみている掛け軸などもありましたが、お手紙(複製が多いけど)が解説つきでたくさんあって面白かった。余白がなくて、時に追伸が本編と同じくらい長いお手紙。ユーモラスだったり真剣だったり、彼の人間味とでっかさが感じられる筆づかい。なんせ、筆まめなの。言葉が大好きな人だったんだろうなと思った、いいなぁ。男は黙って…も一つの良さかもしれませんが、手紙に溢れる彼の率直な言葉、偉ぶることなく、天下国家にすっくと向き合って、そりゃ今でも熱烈なファンがいるわけやねぇと納得します。

あとは、はりまやばしを車窓鑑賞wし、のんびりご飯食べたりお土産見たり。

あ、これめちゃくちゃ美味しかった!クレミア!!!

明石大橋のライトアップを見ながら露天風呂に入って、旅の締めくくりでした。

紅白、一応飛ばしながら見てて、最後だけリアルタイムで。子供はアプリを落として楽しんでました。紅組勝ってびっくり。虎男と、なんで??って。そうか!おたくさんらの力か!と納得して、年が明けました。

あけましておめでとうございます。
2016年みなさま良い年になりますように☆

*1:ちなみにこの1泊2日の行程、夫はほとんど来たことがある所。鳥取のときもそう。私は初めてのとこが多い。そもそも地理に超疎い、そしてめんどくさがり、ということで、基本的に宿の予約と支払以外私は何も準備しない。運転もしない。いつもながら疲れるのは全部オットなので、帰ってきて一緒に蕎麦作りながら「今回もありがとうね」と一応伝えといた(一応かい)。「いえいえどういたしまして」と一応言われる。言わないより言うがまし、今年もこれである。

*2:値段の割に、ね、汗