とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

SONGS「玉置浩二〜King Of Vocalist〜」

今朝「ひよっこ」を追っかけで見ようと思ったら、おまかせでSONGSが録画されてた。おぉ知らなかった、良かった。

「どうして歌うたびにメロディーが変わるんですか?」という質問に対し(※以下正確な聞き取りではありませんが)

「好きなアーティストがいたら、メロディー変えてほしくないですよね、ちゃんと歌ってほしいと思うじゃない 」

あ、巷の”玉置さんはアレンジしすぎ”という声はわかってるんだw

「そこを超えちゃったんだろうね、感じるままに歌う、感じて欲しい」
はい、ファンはついていきます。
いい加減で彼らしく面白いのが、

「新幹線ののぞみの感覚なんじゃないですかね」

は?

「これに乗り遅れても10分後に来るから大丈夫だろう、と」

(。_゜)〃 

これぐらいの感じに(と、まあるく形をつくり)目的地に着いていればいい
…わからないではない。

だけど、
目的地をまあるく言う一見アバウトな彼の感覚は、恐ろしく正確で自由、
だから聞いてて揺さぶられる。

絢香が「歌うと言うより話している延長」と評するのはその通りだと思う、声量云々というより身体全部から湧き出て震えるような、本人いわく(50歳過ぎてから歌が変わったとは?という質問に)黙っていても愛がきたという歌唱。やはり当代一です私にとっては。

ヒット曲のメドレー歌ってました、おいしいような、物足りないような。
最後の「行かないで」が良かったですね(日本よりむしろアジアで人気が高いらしい、指揮者の西本さんもおすすめのやつ)。前触れなく涙腺崩壊。確かに黙っていても愛がきた。
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年齢以上におじいちゃんぽくなってきたけど、くれぐれも身体を大事に、長く歌ってほしいです。
また近いうちに生で聴きたいわ(生だと、もっと泣けます。なんかね、あ、歌の神様がいる、とただただ圧倒されて思う)。